2024年11月19日火曜日

Nikonのベローズ PB-4

 Nikonのベローズ「PB-4」を手に入れたので、これと引き伸ばしレンズ等の活用方法についての動画を作成した。


動画中で使用した画像













2024年10月2日水曜日

REDのLUTとNH30とアナモルフィックレンズ

 ニコンからRED監修のN-Log用LUTが出たので、これについての動画を作成した。


普段動画を撮るときはカメラ内蔵のピクチャーコントロールを使っているので、N-Logは使ったことが無い。露出は撮影時にウェーブフォームモニターで確認し、ハイライトがクリップしないように調整したが、Premiere ProでLUTを適用してみるとずいぶん白っぽくなってしまった。調整レイヤーを重ねて露出やトーンカーブを弄ってみたが、思ったようにきれいにはならないようだ。撮影時の露出が明るすぎるのかも知れないので、次回はハイライトのピークが上下の真ん中あたりに来るように撮影してみようと思う。

動画からの切り抜き画像

























動画内で使用したタイムラプスムービー

※こちらはN-Logではなくカメラ内のピクチャーコントロールを使用。

Rec.2020/H.265で出力



2024年8月19日月曜日

Libec NH30 入手

Libec NH30についての動画を作成した。


これまで使ってきたビデオ雲台はすべて廉価な価格帯のものばかりで、動きに不満があるものが殆どだった。具体的には動画中で「動き出しの引っ掛かり」と呼んでいるが、これがあると動き出しにガクンとショックが出てしまうだけでなく、超望遠レンズでの構図調整が困難になり、動き物を追いかける際にもガタガタになってしまう。また、動き出しの引っ掛かりは、動かした後にパン棒から手を離した際に少し戻ってしまうバックラッシュの原因にもなる。
NX30はトルクユニットが金属製のため、これまで廉価なビデオ雲台で問題になった動き出しの引っ掛かりが無く、非常に滑らかで繊細な動きが出来るのが特徴だ。同クラスではザハトラーのACEシリーズがあるが、内部のトルクユニットは樹脂製である。

動画中でも言及しているが、NH30のカウンターバランスは段階式のため、完全にカウンターバランスを合わせることができない。カウンターバランスが無段階の雲台は理想的だが、実際に使ってみると、カウンターバランスをぴったり合わせることは実はそこまで重要ではない。カウンターバランスが概ねとれてさえいれば、チルト方向の動きは十分に滑らかであり、バックラッシュの無い映像を撮ることができる。

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2024年7月3日水曜日

NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR Sにて

 NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR Sについての動画を作成した。

以前からNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRにZ9カメラボディを付けたまま運搬するために、Kenko製の「アオスタ サンクチュアリⅢ RK260」というバッグを使っていたのだが、NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S をこれに入れると、Z9ボディが上にはみ出してしまう。はみ出た部分にレインカバーをかぶせて無理やり持ち運んでいたが、これはまずい。NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR Sにカメラボディを付けたまま入り、無駄に大きくないバッグを探したところ、シンクタンクフォトの「グラスリモ」に入るらしい。ということでメルカリで手頃な物を手に入れ、まんまと収納することが出来た。NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR Sに付属しているレンズキャップはかぶせ式の巾着のようなもので、着脱し辛くバッグに入れるにも嵩張るため、100均で買った円盤状の物体を底板にし、キャップ無しで運搬することにした。サバゲ用のドットサイトについては安価で有用そうなのだが、これを使ったところでいきなり飛び物を撮影できる程の腕前は持っていないので、使いこなすにはかなりの精進が必要だろう。





2024年6月21日金曜日

NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S PF

NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S PFについての動画を作成した。


動画中で使用した画像(一部割愛・差し替え)











共通データ:Nikon Z9 NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S
カワセミの画像はカメラJPEG(FINE★)プリキャプチャ使用。
その他は高効率 画質優先RAW(14-bit)にて撮影し、
Adobe Lightroom Classicで現像時にシャープ調整。
カメラプロファイル:カメラ標準
ディテール - シャープ:
適用量=80/半径=0.5/ディテール=100/マスク=18

NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S

NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR Sを手に入れたわけだが、メーカー保証の観点から当初は新品を購入する覚悟をしていたが以前よりも値段が上がっていて、中古価格と比較したところ思いのほか価格差があることが分かった。「リコレ!」はSofmapのECサイトで、一応カメラ屋のビックカメラの傘下であることは分かってはいたが、中古品しかも高額商品となると、大きな不安がある。だが、新品との価格差が20万円となると、写りや動作が問題なければ、少しの使用感は許せる気がして、思い切って中古品を購入することにした。届いた品物は元箱に入っており、すべての付属品も揃っていた。メーカー保証書は無いものの、本体のほか、ケースやストラップを含め、一切使用した形跡が見られない未使用品と見られる状態だったのには驚いた。大人の事情で買い取られた未使用の商品かもしれないし、極めてきれいにクリーニングされているだけの中古美品に過ぎないのかもしれないが、新品と並べられても区別するのは不可能だろう。届いた翌日から二日間テスト撮影に出かけてみたが、問題は一切見つからなかった。
昨年、NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRを手に入れたばかりの自分にとっては、贅沢すぎる買い物ではあるが、超望遠単焦点はロマンであるとしか言いようがない。NIKKOR Zの超望遠単焦点は、NIKKOR Z 600mm f/4 TC VR Sが最高峰だが、価格もさることながらサイズや重量を考えると自分には無理がある。ハチロクサンと同じPFレンズには、最も最近に発売されたNIKKOR Z 600mm f/6.3 VR Sがあり、画質の点ではそちらの方が上であるように見られるが、NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRを売る気は無いので、180-600との併用を考えると、テレコン無しで800mmの画角がが得られるNIKKOR Z 800mm f/6.3 VR Sを選んだのは正解だと思っている。PFレンズには、コントラストがやや低くもやっとして解像力も劣るイメージがあったが、これは人によって意見が異なっているようで、事前にNIKKOR Z 800mm f/6.3 VR Sを使っている海外のユーザーなどの動画をたくさん見たが、結局は欲しい物は良い方に解釈したいわけで、最終的には自分で使ってみないと分からない、という当たり前の結論となる。
さて、実際のNIKKOR Z 800mm f/6.3 VR Sだが、PFレンズに対する先入観は間違っていた。解像力についてもコントラストについても極上であると言いたい(金額的なバイアスもあるが)。今はまだ断言できないが、このレンズは、線が細すぎてカメラJPEGとの相性が悪いような気がしている。カメラJPEGでは思ったように解像していないように見え、Lightroomで半径を小さめにシャープを掛けると見違えて解像してくるようだ。これ、RAWからだけではなく、太目の輪郭強調が既に効いたカメラJPEGにLightroomでシャープを掛けても効果があるように思う。一方、カメラJPEGと相性が良い?とは何かというと、180-600の場合は、カメラJPEGでも十分見栄えのする解像感が得られるように感じる。要するに線が太いからだ、と言いたいわけではあるが、この感覚は価格やクラスに基づいた先入観からくる気のせいである可能性は大いにあり、とくに科学的な根拠は無い。