余白は5mm~15mmの範囲で調整できるが、構造上、縦横の余白は同一になる。余白は自由にはならないが、印画紙を決まった位置に置くためや、印画紙の平面性を確保するにはイーゼルマスクがあった方がいい。任意の余白を設けて印画紙の真ん中にプリントするには、ネガキャリアの穴の形状のままで焼くか、マスクを自作する必要がある。
2009年4月10日金曜日
イーゼルマスク入手
オークションでLPL製イーゼルマスクを1000円で入手。大四切用を入手したかったが、手頃なサイズのものは落札価格も上がるので断念。ちょっと大きいが、半切用を格安で落札。大が小を兼ねる場合には限度があるが、これなら許容範囲内だ。当初、マスクの下にある印画紙の押さえ金具と、左上角の余白調整金具が外されていた。部品は添付されていたが変形していて、元に戻すための修理が必要だった。ブレードも片方曲がって直角が狂っていたが、調整にて良好な状態に。スライドの動きも渋かったが、鉛筆で潤滑させてやるとスムーズになった。
余白は5mm~15mmの範囲で調整できるが、構造上、縦横の余白は同一になる。余白は自由にはならないが、印画紙を決まった位置に置くためや、印画紙の平面性を確保するにはイーゼルマスクがあった方がいい。任意の余白を設けて印画紙の真ん中にプリントするには、ネガキャリアの穴の形状のままで焼くか、マスクを自作する必要がある。
余白は5mm~15mmの範囲で調整できるが、構造上、縦横の余白は同一になる。余白は自由にはならないが、印画紙を決まった位置に置くためや、印画紙の平面性を確保するにはイーゼルマスクがあった方がいい。任意の余白を設けて印画紙の真ん中にプリントするには、ネガキャリアの穴の形状のままで焼くか、マスクを自作する必要がある。
2009年4月8日水曜日
2009年4月6日月曜日
引伸用マスク
RB67の画面サイズ(56.0x69.5mm)よりもラッキー90M-Sのネガキャリアの穴の方が若干大きいので、ノートリミングでプリントしようとすると、コマの周囲に黒い縁ができてしまう。イーゼルマスクを使って印画紙の周囲をマスクしなければならない。RC紙の場合、余白は大きくとる必要が無いのでイーゼルマスクは2枚羽根のものでいいが、高級バライタ紙の場合は保存性や額装を考慮して1インチ程度の余白を作るのが普通なので、4枚羽根のイーゼルマスクが便利だ。だが、4枚羽根のイーゼルマスクは高いので、予算内で入手可能なのは2枚羽根のものだ。仕方ないのでバライタ紙用のマスクは紙で作ることにした。とりあ えず六切用のものを作成。
厚紙を印画紙の大きさに切って、6x7判のアスペクト比に合わせて窓を開ける。6x7用は長辺の余白を1インチにした場合に合わせて、短辺の余白を計算する。ついでに135用も作成。135用は短辺の余白を1インチにした場合に合わせて、長辺の余白を計算する。
墨汁で塗装。乾燥させると墨汁の水分で多少ヨレが生じたが、二晩ほど重石を乗せて放置したところ平らになった。六切だと印画紙に対する画面サイズはかなり小さく(152.2x188.9mm)なるので損した気がするが、あくまで高級バライタ紙用ということで。イーゼルマスクがまだ無いので、印画紙に乗っけるだけでプリントしてみた。角や直線部分は今のところきれいだが、紙なので取り扱いが面倒だ。金属やプラ板で作り直した方がいいだろうが、4枚羽根のイーゼルマスクを探した方が早いかもしれない。
厚紙を印画紙の大きさに切って、6x7判のアスペクト比に合わせて窓を開ける。6x7用は長辺の余白を1インチにした場合に合わせて、短辺の余白を計算する。ついでに135用も作成。135用は短辺の余白を1インチにした場合に合わせて、長辺の余白を計算する。
墨汁で塗装。乾燥させると墨汁の水分で多少ヨレが生じたが、二晩ほど重石を乗せて放置したところ平らになった。六切だと印画紙に対する画面サイズはかなり小さく(152.2x188.9mm)なるので損した気がするが、あくまで高級バライタ紙用ということで。イーゼルマスクがまだ無いので、印画紙に乗っけるだけでプリントしてみた。角や直線部分は今のところきれいだが、紙なので取り扱いが面倒だ。金属やプラ板で作り直した方がいいだろうが、4枚羽根のイーゼルマスクを探した方が早いかもしれない。
ラベル:
Mamiya RB67,
暗室,
銀塩カメラ
2009年4月3日金曜日
自作 引き伸ばしタイマー
引き伸ばしタイマーを作ってみた。というか、正確にはタイマー部分は作っていない。そんな難しい物をつくる技術は俺にはない。実はこれ、以前、別の目的で作ったケーブルそのまんまだ。秋月電子のSSR(リレースイッチ)にACプラグ・ソケットと、シリアルポートへつなぐコネクタがつながっているだけのものだ。リレーの入力は、DTRと信号グランドに接続されている。
実はこのケーブル、以前これをCiscoルーターのコンソールポートやAUXポートに接続し、自宅サーバーの電源をコントロールするという用途に使っていた。サーバーからcronで一時間毎にルーターにtelnetして、再起動スケジュールのキャンセルコマンドと、1時間30分後の再起動スケジュールコマンドを投入しておく。もし、サーバーがフリーズした場合、cronも停止するので、ルーターの再起動スケジュールはキャンセルされずに1時間30分以内にはルーターは再起動を遂行する。ルーターの再起動中は、Asyncインターフェースもダウンするので、それに連動してサーバーの電源がリセットされる仕組みなのだ。実際に発動したこともあるが、サーバーが安定しているので今は使っていない。
今回、リレーの入力は、PCのシリアルポートに接続する。シリアルポートをOpen/CloseすることでAC電源のON/OFFするのだ。

あとは、Comポートをオープンし、タイマー秒数後にクローズする簡単なプログラムを作ればいいだけだ。とはいえ、プログラムは何年もやってないので素人同然だ。1秒以下には対応していない。ナントカ.hはこれら全部が必要かどうか不明。とりあえず動いた。引数にゼロを入れるとエラーが出るが気にしない。
stimer.c (Linux用)
たとえば、10秒間スイッチONにする場合は、stimer 10 として実行する。ただし、このままでは一回実行すると終了してしまう。引き伸ばし作業の際、PCのディスプレイを点灯させておくわけにはいかない。一回実行したらあとは数字を入力してエンターを押すだけにするとか、任意でON/OFFする機能も必要なので改良した方がいい。
stimer.c 改良版(ディスプレイ無しで連続操作できるようにした)
実はこのケーブル、以前これをCiscoルーターのコンソールポートやAUXポートに接続し、自宅サーバーの電源をコントロールするという用途に使っていた。サーバーからcronで一時間毎にルーターにtelnetして、再起動スケジュールのキャンセルコマンドと、1時間30分後の再起動スケジュールコマンドを投入しておく。もし、サーバーがフリーズした場合、cronも停止するので、ルーターの再起動スケジュールはキャンセルされずに1時間30分以内にはルーターは再起動を遂行する。ルーターの再起動中は、Asyncインターフェースもダウンするので、それに連動してサーバーの電源がリセットされる仕組みなのだ。実際に発動したこともあるが、サーバーが安定しているので今は使っていない。
今回、リレーの入力は、PCのシリアルポートに接続する。シリアルポートをOpen/CloseすることでAC電源のON/OFFするのだ。

あとは、Comポートをオープンし、タイマー秒数後にクローズする簡単なプログラムを作ればいいだけだ。とはいえ、プログラムは何年もやってないので素人同然だ。1秒以下には対応していない。ナントカ.hはこれら全部が必要かどうか不明。とりあえず動いた。引数にゼロを入れるとエラーが出るが気にしない。stimer.c (Linux用)
#include <stdio.h>
#include <sys/types.h>
#include <sys/stat.h>
#include <sys/ioctl.h>
#include <fcntl.h>
#include <termios.h>
#include <unistd.h>
#define PORT "/dev/ttyS0"
int main(int argc, char *argv[])
{
int fd;
int tval;
struct termios oldtio, newtio;
fd = open(PORT, O_RDWR);
tval = atoi(argv[1]);
sleep(tval);
close(fd);
return 0;
}
たとえば、10秒間スイッチONにする場合は、stimer 10 として実行する。ただし、このままでは一回実行すると終了してしまう。引き伸ばし作業の際、PCのディスプレイを点灯させておくわけにはいかない。一回実行したらあとは数字を入力してエンターを押すだけにするとか、任意でON/OFFする機能も必要なので改良した方がいい。
stimer.c 改良版(ディスプレイ無しで連続操作できるようにした)
- ./stimer で実行
- 1~998 Enterでタイマー秒数間スイッチON
- 0 Enterで連続ONまたはそれのOFF
- 999 Enterで終了
#include <string.h>
#include <stdio.h>
#include <sys/types.h>
#include <sys/stat.h>
#include <sys/ioctl.h>
#include <fcntl.h>
#include <termios.h>
#include <unistd.h>
#define PORT "/dev/ttyS0"
int main(int argc, char *argv[])
{
int fd;
char tstr[4];
int tval;
tval = 0;
char w[2];
struct termios oldtio, newtio;
while (-1)
{
printf("<1-998> interval\n");
printf("0 Continuous ON\n");
printf("999 Quit\n");
fflush(stdin);
scanf("%3s", tstr);
tval = atoi(tstr);
if (tval == 999)
{
return 0;
}
if (tval == 0)
{
fd = open(PORT, O_RDWR);
printf("ON\n");
printf("input 0 to turn OFF\n");
scanf("%1s", w);
close(fd);
printf("OFF\\n");
}
else
{
tval = atoi(tstr);
fd = open(PORT, O_RDWR);
printf("ON %d secsn",tval);
sleep(tval);
close(fd);
printf("OFF\n");
}
printf("\n");
}
return 0;
}
2009年4月1日水曜日
フォーカススコープ
この前買ってきたISE製のフォーカススコープは鏡のクモリがひどかった。それだけではなく、どうもピントがおかしい。十字の指標が見えるように視度を調節し、粒子が見えるようにピントを調節すると、台板上の像がピンボケになる。キャビネ程度の倍率では精度が出ないのだろうか?いや、LPL製の同じ形のものを昔使っていたがそんなことはなかった。ともあれ、怪しいものを使うのは嫌なので、お店で交換してもらった。ピントの件は言わずとも、クモリということで二つ返事で返品に応じてくれた。クレームする気などない。今どき、こんな物を何種類も売っている店は珍しいし、むしろ感謝している。今度はエツミ製の物をいただいてきた。なぜ手堅くLPL製にしないのか?それはLPL製のものが2,700円と千円近く高価だからだ。有楽町B店の暗室用品コーナーには、Y店で品切れになっているような地味な商品がひっそりと置かれていたりする。他店で探し物が見つからないときは頼りにしている。

これは表面鏡ではなく普通の鏡だ。もちろんクモリは無い。六角形の青い指標や鏡の固定方法がLPL製のものと酷似しているが、LPL製のものは鏡筒以外が金属製なのに対し、エツミ製のこれはすべてがプラスチック製だ。土台の底にオモリの鉄板が貼り付けてある。この形のものは見かけはどれも同じなので、どこか一社でOEM生産されていると思っていたが、手にとって見ると同じでは無い。いずれにせよ、この形状のものはあくまで簡易型であり、画面の端までチェックできるのはもっと高級なタイプになる。
さて、気になる精度だが、引き伸ばしレンズや拡大率を変えてピントをチェックしてみたが、今回のエツミ製の物については、全く問題は感じられなかった。最初からこれにしておけばよかった。

これは表面鏡ではなく普通の鏡だ。もちろんクモリは無い。六角形の青い指標や鏡の固定方法がLPL製のものと酷似しているが、LPL製のものは鏡筒以外が金属製なのに対し、エツミ製のこれはすべてがプラスチック製だ。土台の底にオモリの鉄板が貼り付けてある。この形のものは見かけはどれも同じなので、どこか一社でOEM生産されていると思っていたが、手にとって見ると同じでは無い。いずれにせよ、この形状のものはあくまで簡易型であり、画面の端までチェックできるのはもっと高級なタイプになる。さて、気になる精度だが、引き伸ばしレンズや拡大率を変えてピントをチェックしてみたが、今回のエツミ製の物については、全く問題は感じられなかった。最初からこれにしておけばよかった。
引伸機2台目 キタ
千円で落札したラッキー90M-Sが到着。実はこれ台板が無い。オークションの出品画像には支柱と本体しか写っておらず、台板が無いのは明らかだった。いくら安くても、大物なので送料もかかるし、届いてから使えないことがわかっても処分に困る。誰もがそう思うのだろう。そういうわけで、開始価格の千円で落札できた。
出品者がリサイクルショップの方だったので、支柱とヘッドの分離方法をご存知なかったのだろう。巨大な箱にこのまま入って送られてきた。台板の他、ネガを引っ掛けるフックが片方欠品している以外、機械的には変形や破損は無く良い状態だ。電気コードは全滅。あちこち断線しており、ビニール被覆もひどく硬化しているので全交換が必要だ。付属の35mmネガキャリアは錆びや汚れに加え微妙に変形もあり状態が悪い。ネガキャリアは90M-S用の新品35mm用・6x7用を入手済みだ。


電気コードをすべて交換し、その他も分解して清掃する。コンデンサーレンズと散光板もピカピカに拭き上げる。
支柱の底部。この穴に合うボルトを探さなくてはならない。かなり太い。台板を貫く長さのものが必要だ。いくつか試してみたところ、M12というサイズであることが判明。8cmぐらいの長さの物を入手した。続いて台板の作成に入る。メーカー仕様によると標準台板のサイズは590 x 485。部屋にあったちゃぶ台が590x470でほぼぴったりのサイズ。
このちゃぶ台、何年前から使っているんだろう。どこから持ってきたのだろう。気付いたら部屋にあった。昔一人暮らしの時、家具といえばこれしかなかった。今はねんどやお絵描きなどの台として時々使われている。世話になったちゃぶ台だが、新しい役目を与えよう。木工用の太いビットが見当たらないので細い穴をいくつか空けて大きな穴を空ける。
このちゃぶ台、壊れない程度の強度はあるが、支柱とヘッドを取り付けると重みで反りが生じてしまう。支柱がやや手前に傾いてしまうので名刺5枚にて調整。
ついに完成。写真には写っていないが、ちゃぶ台なので折りたたみ式の足がある。試しに6x7のネガを投影してみたところ、四隅のピントはぴったりだ。偶然だが素晴らしい精度だ。このまま使える。
EL-Nikkor 80mm を装着し、6x7判のネガからキャビネ判をプリントしてみた。RB67の画面がラッキーのネガキャリアよりも小さいため、コマの周囲に黒い縁取りができてしまう。ネガキャリアを削ったりしてわざわざこういう焼き方をする場合もあるようだが、なにしろ周囲の縁取りが均等になるようにネガをセットするのが非常に困難で、ほぼ不可能とも言える。それに俺はこの焼き方は見苦しいので好まない。困ったなあ。イーゼルマスクが必要だ。


フジブロ2号紙だが、どうだろう。上は400PRESTO SPD1:1、下2枚は100ACROS ミクロファイン1:1のネガだ。いずれももう少し硬調でも大丈夫だろう。次回は3号紙でプリントしてみよう。
出品者がリサイクルショップの方だったので、支柱とヘッドの分離方法をご存知なかったのだろう。巨大な箱にこのまま入って送られてきた。台板の他、ネガを引っ掛けるフックが片方欠品している以外、機械的には変形や破損は無く良い状態だ。電気コードは全滅。あちこち断線しており、ビニール被覆もひどく硬化しているので全交換が必要だ。付属の35mmネガキャリアは錆びや汚れに加え微妙に変形もあり状態が悪い。ネガキャリアは90M-S用の新品35mm用・6x7用を入手済みだ。


電気コードをすべて交換し、その他も分解して清掃する。コンデンサーレンズと散光板もピカピカに拭き上げる。
支柱の底部。この穴に合うボルトを探さなくてはならない。かなり太い。台板を貫く長さのものが必要だ。いくつか試してみたところ、M12というサイズであることが判明。8cmぐらいの長さの物を入手した。続いて台板の作成に入る。メーカー仕様によると標準台板のサイズは590 x 485。部屋にあったちゃぶ台が590x470でほぼぴったりのサイズ。
このちゃぶ台、何年前から使っているんだろう。どこから持ってきたのだろう。気付いたら部屋にあった。昔一人暮らしの時、家具といえばこれしかなかった。今はねんどやお絵描きなどの台として時々使われている。世話になったちゃぶ台だが、新しい役目を与えよう。木工用の太いビットが見当たらないので細い穴をいくつか空けて大きな穴を空ける。
このちゃぶ台、壊れない程度の強度はあるが、支柱とヘッドを取り付けると重みで反りが生じてしまう。支柱がやや手前に傾いてしまうので名刺5枚にて調整。
ついに完成。写真には写っていないが、ちゃぶ台なので折りたたみ式の足がある。試しに6x7のネガを投影してみたところ、四隅のピントはぴったりだ。偶然だが素晴らしい精度だ。このまま使える。EL-Nikkor 80mm を装着し、6x7判のネガからキャビネ判をプリントしてみた。RB67の画面がラッキーのネガキャリアよりも小さいため、コマの周囲に黒い縁取りができてしまう。ネガキャリアを削ったりしてわざわざこういう焼き方をする場合もあるようだが、なにしろ周囲の縁取りが均等になるようにネガをセットするのが非常に困難で、ほぼ不可能とも言える。それに俺はこの焼き方は見苦しいので好まない。困ったなあ。イーゼルマスクが必要だ。


フジブロ2号紙だが、どうだろう。上は400PRESTO SPD1:1、下2枚は100ACROS ミクロファイン1:1のネガだ。いずれももう少し硬調でも大丈夫だろう。次回は3号紙でプリントしてみよう。
ラベル:
EL-Nikkor,
Mamiya RB67,
ジャンク,
暗室,
銀塩カメラ
2009年3月30日月曜日
引伸機 1台目使ってみた
もう桜の季節だ。上野恩賜公園の様子を見てきた。このところ天気が悪く寒い日が続いたが、今日あたりから暖かくなり、本格的に咲きはじめたようだ。まだ三分咲きといったところだが、週末までには見頃をむかえるだろう。
今日出かけたのは花見の帰りに大きめのバットと六切り印画紙を買うのが目的だった。上野の量販店(Y店)をのぞいたが暗室用品は見当たらず、結局秋葉原へ行くしかなかった。

秋葉原Y店で目的の品物を探す。あるある。大四切バット。やっぱり安いなこれ。先日買ったキャビネ用と同じ、LIONブランドのスチロール製のものだ。LPL製だと2700円以上するが、これだと1枚483円。頑丈とは言えないが、俺にはこれで十分だ。安いので水洗用も入れて4枚買おう。あと、イーゼルマスクの代わりに使う半切パネル。コーナーを貼って印画紙を固定する。それからキャビネより大きめの印画紙。プリントは10年以上やってないので、調子が出るまではバライタ紙は買えない。何しろ今のネガでプリントしたことがないので、何号紙を買っていいのか分からない。バライタは高いのだ。この前買ったフジブロのキャビネは2号紙なので、今回は3号紙を買ってみた。PRESTOからACROSに変えて、以前よりも硬調なネガになったので、3号紙はまずいかもしれないが、いずれにせよ両方試してみなければ。
LION 大四切バット 483円 x 3枚
半切パネル 315円
フジブロ六切2号紙(20枚入) 1,780円
印画紙現像液 ハイデナール 1L 94円 x 2個
ヨドバシ ガラスネガキャリア 2B用 514円
ナカバヤシ コーナー(200P) 147円
なんだ。あるじゃないか。フジの2Bガラスキャリアはメーカー出荷停止でもう販売されていないようなので、ガラスキャリアは中古品を探すしかないと思っていた。なんだ。Y店(ヨドバシだが)で作っているらしい。親切じゃないか。しかも514円と安い。35mm用の細いのもあったが、大は小を兼ねるので2B用を購入。とにかく一台目の引伸機にはこれが必要だ。90M-S用のキャリアは別に用意してあるが、ガラスキャリアはあれば使えるし無駄にはならない。
暗くなるのを待って早速プリントを始める。10年振り、いや14~15年振りだと思う。フィルム現像だけは、ちょうど1年前から再開しているが、プリントは本当に久しぶりだ。
あー。この引伸機やっぱりおかしい。片ボケがひどい。ネガキャリアは水平に入っているようだし、レンズボードも平行に見えるが、コマの左右ともピントを合わせようとすると、ヘッド全体を10度くらい右に傾けなければならない。これでは台形にプリントされてしまう。おかしいなあ。そんなにひどく歪んでいるところは無いように見えるのだが。前後のピントにも差がある。まあ、ジャンク扱いで千円、しかもとんでもなく古い物なので、仕方がない。台形でプリントするのもおかしいので、とりあえず引き伸ばしレンズを目いっぱい絞ることにしよう。

とりあえずプリントできた。今日はキャビネだけ。次の90M-Sが届くのを待とう。90M-Sは高級機ではないが、中古でまともなら2万円はする。心配だ。実はその90M-Sも千円だった。
今日出かけたのは花見の帰りに大きめのバットと六切り印画紙を買うのが目的だった。上野の量販店(Y店)をのぞいたが暗室用品は見当たらず、結局秋葉原へ行くしかなかった。

秋葉原Y店で目的の品物を探す。あるある。大四切バット。やっぱり安いなこれ。先日買ったキャビネ用と同じ、LIONブランドのスチロール製のものだ。LPL製だと2700円以上するが、これだと1枚483円。頑丈とは言えないが、俺にはこれで十分だ。安いので水洗用も入れて4枚買おう。あと、イーゼルマスクの代わりに使う半切パネル。コーナーを貼って印画紙を固定する。それからキャビネより大きめの印画紙。プリントは10年以上やってないので、調子が出るまではバライタ紙は買えない。何しろ今のネガでプリントしたことがないので、何号紙を買っていいのか分からない。バライタは高いのだ。この前買ったフジブロのキャビネは2号紙なので、今回は3号紙を買ってみた。PRESTOからACROSに変えて、以前よりも硬調なネガになったので、3号紙はまずいかもしれないが、いずれにせよ両方試してみなければ。
LION 大四切バット 483円 x 3枚半切パネル 315円
フジブロ六切2号紙(20枚入) 1,780円
印画紙現像液 ハイデナール 1L 94円 x 2個
ヨドバシ ガラスネガキャリア 2B用 514円
ナカバヤシ コーナー(200P) 147円
なんだ。あるじゃないか。フジの2Bガラスキャリアはメーカー出荷停止でもう販売されていないようなので、ガラスキャリアは中古品を探すしかないと思っていた。なんだ。Y店(ヨドバシだが)で作っているらしい。親切じゃないか。しかも514円と安い。35mm用の細いのもあったが、大は小を兼ねるので2B用を購入。とにかく一台目の引伸機にはこれが必要だ。90M-S用のキャリアは別に用意してあるが、ガラスキャリアはあれば使えるし無駄にはならない。暗くなるのを待って早速プリントを始める。10年振り、いや14~15年振りだと思う。フィルム現像だけは、ちょうど1年前から再開しているが、プリントは本当に久しぶりだ。
あー。この引伸機やっぱりおかしい。片ボケがひどい。ネガキャリアは水平に入っているようだし、レンズボードも平行に見えるが、コマの左右ともピントを合わせようとすると、ヘッド全体を10度くらい右に傾けなければならない。これでは台形にプリントされてしまう。おかしいなあ。そんなにひどく歪んでいるところは無いように見えるのだが。前後のピントにも差がある。まあ、ジャンク扱いで千円、しかもとんでもなく古い物なので、仕方がない。台形でプリントするのもおかしいので、とりあえず引き伸ばしレンズを目いっぱい絞ることにしよう。

とりあえずプリントできた。今日はキャビネだけ。次の90M-Sが届くのを待とう。90M-Sは高級機ではないが、中古でまともなら2万円はする。心配だ。実はその90M-Sも千円だった。2009年3月28日土曜日
引伸機 1台目キタ
千円で落札した引伸機が到着。藤本製Lucky Model III。昭和30年代製と思われる非常に古い品だ。電気コードは断線している。というか、ビニール被覆が朽ち果ててポロポロになっている。本体を触るとあちこと塗装が剥がれてパラパラ落ちてくる。コンデンサーレンズに降り積もったホコリが年月を感じさせる。まるで廃墟のような品だ。引き伸ばしレンズが9cmだったことから、6x6以上に対応している予感がして入札したが、残念ながら6x6用だった。コンデンサーレンズの直径には余裕があるので、多少改造すれば6x7もいけるかもしれない。
とりあえず分解して、ブラシでホコリや浮いた塗装を落とす。コンデンサーレンズをピカピカに拭き上げ、電球ソケットの根元でぶっちぎれた電気コードを新しいものに付け直す。組み立ててしばし鑑賞。

とりあえず分解して、ブラシでホコリや浮いた塗装を落とす。コンデンサーレンズをピカピカに拭き上げ、電球ソケットの根元でぶっちぎれた電気コードを新しいものに付け直す。組み立ててしばし鑑賞。

(清掃後)
駄目元で、古くなったレンズペンで表面を激しくこすってみたところ、意外にもクモリが取れてきた。こんなに酷いクモリでも、強く磨けば取れる場合があるらしい。絞りの前後で前群・後群に分解できるので、4面を激しく磨いたところ、クモリは残っているものの、十分使用可能な状態になった。
6x7は無理
駄目元で、古くなったレンズペンで表面を激しくこすってみたところ、意外にもクモリが取れてきた。こんなに酷いクモリでも、強く磨けば取れる場合があるらしい。絞りの前後で前群・後群に分解できるので、4面を激しく磨いたところ、クモリは残っているものの、十分使用可能な状態になった。
6x7は無理2009年3月27日金曜日
6x7ネガキャリア入手
6x7対応の引伸機とキャリアを所望している。銀塩まわりの昨今の環境では、カメラが安く手に入る割には、暗室用品は割高だ。新品の引伸機の価格は昔とそう変わらないとは思うが、今となってはべらぼうに高価に感じる。安価な中古品はネットオークションで手に入れるしかない。手頃なものは、フジB690かラッキー90M-Sだろう。運が良ければ2万円程度で落札できるが、ブローニー用のネガキャリアが付属している場合は少ない。引伸機のネガキャリアは機種ごとの専用品なので、本体のみを先に入手すると、それに合うネガキャリアを探すのが困難になる。あとで見つけても値段は数千円と新品並だ。できれば、ネガキャリア付きの本体を探す方がいい。だが、引伸機本体に、ブローニー用のネガキャリアがきちんと付属しているセットは、落札価格も5~10万円と高額になる。予算1万円で6x7キャリア付きの引伸機を入手するのは厳しいと言える。だが何とかする。昔、昭和30年代に作られたと思われる非常に古い引伸ばし機を使っていたことがあるが、十分使用可能だった。この時代の物なら格安で出品されている場合もあり、ネガキャリアさえ何とかすれば使えるだろう。
ブローニー用の汎用品のネガキャリアとしては、かつて2千円程度で売られていたフジのガラス製の物が知られている。俺も以前使っていたことがあるが、これはあまり良くない。コマの周囲を黒く焼きこむためにこれを使う場合があるが、ネガが濃い場合や素抜けのガラス部分の光が強すぎたりして、ハレーションを起こして周囲が滲んでしまうため、結局、紙などでマスクを自作しなければならなかった。また、横からの光漏れが激しいので、カブリ対策が必要になる。更に、ガラス2枚でサンドイッチするので、ホコリを清掃する面が6面にもなり、ジャンボハリケーンで腱鞘炎を起こしてしまいそうになる。すでにメーカー出荷停止だが、キャリアが手に入らなければこれを探すしかない。しかし、これは最終手段であり、できればガラス無しの金属製キャリアが欲しい。
あちこち探していたところ、ラッキー90M-S用のネガキャリア 35mm用と6x7用を信じられない価格で入手。なんと各々1,000円。しかも新品。ある所にはあるものだ。90M-Sなら本体を入手するのは難しくないし、この形状なら、他の引伸機に流用するにしても無加工で済む可能性が高い。
ブローニー用の汎用品のネガキャリアとしては、かつて2千円程度で売られていたフジのガラス製の物が知られている。俺も以前使っていたことがあるが、これはあまり良くない。コマの周囲を黒く焼きこむためにこれを使う場合があるが、ネガが濃い場合や素抜けのガラス部分の光が強すぎたりして、ハレーションを起こして周囲が滲んでしまうため、結局、紙などでマスクを自作しなければならなかった。また、横からの光漏れが激しいので、カブリ対策が必要になる。更に、ガラス2枚でサンドイッチするので、ホコリを清掃する面が6面にもなり、ジャンボハリケーンで腱鞘炎を起こしてしまいそうになる。すでにメーカー出荷停止だが、キャリアが手に入らなければこれを探すしかない。しかし、これは最終手段であり、できればガラス無しの金属製キャリアが欲しい。
あちこち探していたところ、ラッキー90M-S用のネガキャリア 35mm用と6x7用を信じられない価格で入手。なんと各々1,000円。しかも新品。ある所にはあるものだ。90M-Sなら本体を入手するのは難しくないし、この形状なら、他の引伸機に流用するにしても無加工で済む可能性が高い。
ラッキー90M-S用ネガキャリア 6x7用ガラス無しタイプ 1,000円
6x7用はこれが最後だったようだが、今日の時点では35mm、6x6と6x9はまだ残っているようだ。
本当に欲しい人のために、コレがどこにあるかそっと教えよう。
消費税 100円+送料420円=合計2520円で入手
6x7用はこれが最後だったようだが、今日の時点では35mm、6x6と6x9はまだ残っているようだ。
本当に欲しい人のために、コレがどこにあるかそっと教えよう。
2009年3月26日木曜日
ISE製フォーカススコープ
少しづつ暗室道具を揃えていく。フォーカススコープはLPL製のだと2700円くらいするが、たまたまISE製の安いものを発見。1,540円だった。この形のものはハクバやチェリーブランドのものもあり、どれも同じ製品だと思っていたが、今回入手したISE製の物は同社のオリジナル品のようだ。新品だが、かなり古い商品のようで、ルーペのレンズにカビがあった。カビは拭いたらとれたものの、鏡のクモリがひどい。LPL製の物とは異なり、ISE製のこれは表面鏡なので拭いても無駄だ。新品なので、今度交換してもらおう。悲しいなあ。面倒くさいなあ。店に代わりの商品があるとは思えないし。使えるとは思うんだけど。
2009年3月25日水曜日
ベローズとスライドコピアで引伸機
昔使っていた暗室道具は何ひとつ残っていない。俺の暗室はつい先日復興が始まったばかりだ。前回キャビネ判のバットと印画紙を入手したので、差し当たりキャビネ判のプリントをしてみたい。だが、引伸機が無い。無理は承知だが、ベローズやスライドコピア、ELニッコール等を駆使して引伸機を作ってみることにした。光源にストロボを使用しているので光源むらが激しい変なプリントができた。操作性も悪く、これでは実用にはならないが、プリントはシャープだ。フィルムスキャン+インクジェットのプリントとは明らかに違う、本物の写真らしさが確かにそこにある。

現在、6x7・大四つ切まで扱える引伸機を物色中。それに、6x7と35mm用のネガキャリア、イーゼルマスク、フォーカススコープ、大四つ切バットを3~4枚。予算が無いので、これらの物品を全部で1万円程度で入手するのが目標だ。

現在、6x7・大四つ切まで扱える引伸機を物色中。それに、6x7と35mm用のネガキャリア、イーゼルマスク、フォーカススコープ、大四つ切バットを3~4枚。予算が無いので、これらの物品を全部で1万円程度で入手するのが目標だ。
ラベル:
NikonベローズPB-5,
ジャンク,
暗室,
銀塩カメラ
2009年3月21日土曜日
印画紙ピンホールカメラ
俺には暗室が無い。だが、そのうち風呂場や洗面台付近で大四切程度のプリントをする計画だ。とりあえず、小さな暗室作業ができるかどうかを確認するために、印画紙を使ったピンホールカメラを作ってみることにした。印画紙現像するための道具が無いので、バットや薬品を少し買って来た。
今回買ってきたもの
4x5フィルムホルダー ジャンク品:315円/1枚 x 2個(中野F店J館)
印画紙現像用バット(大キャビネ):189円 x3(秋葉原Y店)
竹ピンセット3P:346円(秋葉原Y店)
D-72タイプ印画紙用現像液 ハイデナール1L :94円(秋葉原Y店)
90%酢酸:493円(秋葉原Y店)
白黒印画紙 フジブロWP FM2(キャビネ判):1380円(秋葉原Y店)
ELPA 7W赤色電球:168円(Y電気)
ピンホールカメラの材料
紙箱・書道フェルトなど(各100円:ダイソー)
セーフライトにはただの赤い電球を使う。親子電球のようなオレンジ色ではなく、完全に赤色だ。写真用ではないが、フジブロ(単階調紙)の場合、電気コタツでも大丈夫なのでこれでも問題ない。
昔使っていた、東芝の「写真用親子電球」は既に製造中止で、店頭では入手できなかった。親子電球は、ソケットにねじ込んでいくと、最初に暗いフィラメント(子)が点灯し、更にねじ込んでいくと明るい方のフィラメント(親)が点灯する構造で、「親」は本来、利根のような密着印画紙用で、引伸用には暗い方の「子」を使うことになっている。子はかなり暗いため、俺は引伸用にも明るい方の親モードを使っていた。1.5mぐらい離して使っていた限りでは、RC紙・バライタ紙ともカブリを起こしたことは無かった。なお、多階調紙にはちゃんとしたセーフライトとガラスを使うべきだろう。
ピンホールカメラは、紙箱に穴を開けただけなので、製作工程は割愛する。4x5フィルムホルダーを差し込むことができ、三脚座金を装備している。シャッターは無い。ホルダーはもちろんフィルム用だが、サイズが合えば印画紙でも難なく挿入できる。厚手のバライタ紙などではどうだか分からない。はがきサイズの印画紙なら、長辺方向のみ127mmにカットすればいいのだが、あいにく店に無かったのでキャビネ判の印画紙を購入。これをセーフライト下で4x5インチ(102 x 127mm)サイズにカットし、フィルムホルダーに装填する。今回はホルダーが2枚あるので、4枚を装填可能。

印画紙のISO感度は一桁だと言われている。ピンホールカメラでは、ISO 6として撮影するのが一般的らしい。ピンホールは穴の直径0.2~0.3mmを目標にアルミホイルを針で突いたものだ。適当に作ったものなので、正確な直径は不明。ピンホールをD700のマウント面に取り付け、ヒストグラムを見ながら撮影してみたところ、F128程度のようだ。箱カメラの焦点距離もD700のフランジバックと似たような長さ(4~5cm)なので、撮影時もISO 6, F128として露光時間を決めることにした。
15年振りの印画紙現像だ。フィルムの場合、現像時間で濃度が変わるが、印画紙の場合はもうこれ以上黒くならないというところまで完全に現像する。バライタ紙の場合、現像で押しまくることによって黒を引き締めるのだが、今回はRC紙なので1分30秒ぐらい。もっと薄いか濃いかのどちらかを覚悟していたが、意外にも露出は適正に近いようだ。印画紙が乾いたら、スキャナで反射原稿として読み込み、トーンを反転させれば簡単にポジ画像を得ることができる。この方法では左右鏡像になるので、左右を反転させれば正しい画像が得られる。印画紙のラチチュードは思ったより広く、ネガにはハイライトのトーンもしっかり写っているが、濃度が高すぎてスキャナでは読み取ることができない。暗部のトーンは良好だ。ハイライト付近の階調を優先するなら撮影時の露光を控えるか、印画紙をもっと軟調に現像する必要があるかもしれない。ともあれ、漏光やセーフライトによるカブリもなく、初回の割には良い画像が得られた。



今回買ってきたもの4x5フィルムホルダー ジャンク品:315円/1枚 x 2個(中野F店J館)
印画紙現像用バット(大キャビネ):189円 x3(秋葉原Y店)
竹ピンセット3P:346円(秋葉原Y店)
D-72タイプ印画紙用現像液 ハイデナール1L :94円(秋葉原Y店)
90%酢酸:493円(秋葉原Y店)
白黒印画紙 フジブロWP FM2(キャビネ判):1380円(秋葉原Y店)
ELPA 7W赤色電球:168円(Y電気)
ピンホールカメラの材料紙箱・書道フェルトなど(各100円:ダイソー)
昔使っていた、東芝の「写真用親子電球」は既に製造中止で、店頭では入手できなかった。親子電球は、ソケットにねじ込んでいくと、最初に暗いフィラメント(子)が点灯し、更にねじ込んでいくと明るい方のフィラメント(親)が点灯する構造で、「親」は本来、利根のような密着印画紙用で、引伸用には暗い方の「子」を使うことになっている。子はかなり暗いため、俺は引伸用にも明るい方の親モードを使っていた。1.5mぐらい離して使っていた限りでは、RC紙・バライタ紙ともカブリを起こしたことは無かった。なお、多階調紙にはちゃんとしたセーフライトとガラスを使うべきだろう。
ピンホールカメラは、紙箱に穴を開けただけなので、製作工程は割愛する。4x5フィルムホルダーを差し込むことができ、三脚座金を装備している。シャッターは無い。ホルダーはもちろんフィルム用だが、サイズが合えば印画紙でも難なく挿入できる。厚手のバライタ紙などではどうだか分からない。はがきサイズの印画紙なら、長辺方向のみ127mmにカットすればいいのだが、あいにく店に無かったのでキャビネ判の印画紙を購入。これをセーフライト下で4x5インチ(102 x 127mm)サイズにカットし、フィルムホルダーに装填する。今回はホルダーが2枚あるので、4枚を装填可能。

印画紙のISO感度は一桁だと言われている。ピンホールカメラでは、ISO 6として撮影するのが一般的らしい。ピンホールは穴の直径0.2~0.3mmを目標にアルミホイルを針で突いたものだ。適当に作ったものなので、正確な直径は不明。ピンホールをD700のマウント面に取り付け、ヒストグラムを見ながら撮影してみたところ、F128程度のようだ。箱カメラの焦点距離もD700のフランジバックと似たような長さ(4~5cm)なので、撮影時もISO 6, F128として露光時間を決めることにした。
15年振りの印画紙現像だ。フィルムの場合、現像時間で濃度が変わるが、印画紙の場合はもうこれ以上黒くならないというところまで完全に現像する。バライタ紙の場合、現像で押しまくることによって黒を引き締めるのだが、今回はRC紙なので1分30秒ぐらい。もっと薄いか濃いかのどちらかを覚悟していたが、意外にも露出は適正に近いようだ。印画紙が乾いたら、スキャナで反射原稿として読み込み、トーンを反転させれば簡単にポジ画像を得ることができる。この方法では左右鏡像になるので、左右を反転させれば正しい画像が得られる。印画紙のラチチュードは思ったより広く、ネガにはハイライトのトーンもしっかり写っているが、濃度が高すぎてスキャナでは読み取ることができない。暗部のトーンは良好だ。ハイライト付近の階調を優先するなら撮影時の露光を控えるか、印画紙をもっと軟調に現像する必要があるかもしれない。ともあれ、漏光やセーフライトによるカブリもなく、初回の割には良い画像が得られた。


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Nikon D700,
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