2008年7月26日土曜日

RICOH R8 その2

夏休みがもらえたのでR8を持って出掛けた。色は「濃い」に設定しっぱなし。パターン測光は期待していなかったが、やっぱり逆光時には使えない。完全にアンダーで平均測光と変わらない。スポット測光や手動での露出補正を行っても、ハイライトは白トビし易い。内蔵ストロボの光量も非常に小さく、1mぐらいの距離でないと日中シンクロの効果はないため、逆光ではごく普通の記念写真すら無理。低感度からシャドウ部分は荒れ気味で顔色も悪く写る。









ダイナミックレンジや顔色などの写り具合は、多分Finepix F100fdの方が良いんだろうと思う。リコーの良さを説明するのは難しいが、悪いとは決して思わない。シャープなレンズと疑問のない画像処理は好感が持てるし、まっすぐな道具という印象を受ける。

2008年7月19日土曜日

Ricoh R8レビュー

R8が届いた。画質を比較するには解像度がすべてではないが、とりあえず気になるのでD80と比較してみた。

Nikon D80, Tokina AT-X124
19mm F5 1/800s ISO100

sRGB Jpeg Fine

RICOH R8
5mm F5 1/1070s ISO100
Jpeg Fine

R8はコンデジなのでD80とはアスペクト比が違うがそのままの設定で撮影。D80は普段色をVividの設定にしているので、R8も色を濃い目に設定。シャープはどちらも標準。それぞれ最大解像度でJPEGにて撮影。WBはどちらもオート。R8はマニュアル露光ができないので、さしあたり画角とF値が同じになるように撮影した。今回はどちらもAWBなので、色味の違いについてはまだ判断するには早いが、ぱっと見ではR8が若干青い。一番下の画像がピクセル等倍画像から切り出したもの。
あきらかに画像処理の傾向が違う。D80は細部の輪郭が滑らかにボケていく。R8の細部はノイズにかき消されるように輪郭が消えていく感じである。どちらがいいとは言えないが、100%の等倍画像ではR8が解像感がある。これを更に拡大してみると、R8ではつながっていない輪郭がD80ではつながっているように見える。いずれにせよ、単に解像度という点ではAPS-Cのデジ一並だと感じられる。今後、使い込んでいくうちに、ダイナミックレンジやレンズ収差など、性質が明らかになってくるだろう。

2008年7月18日金曜日

画像縮小ソフト

ここに貼り付ける際の画像はFastStone Image viewerで縮小していたが、いまいち精細感がないので、「チビすな!!」というソフトで縮小してみた。
FastStone Image Viewer 3.5
Resize機能 方法:lanczos3(Default)

チビすな!!

FS Viewerの方はDefaultはlanczos3という設定になっているが、bicubicや他の方法にしても眠い感じだ。チビすな!!の方は自然で精細感がありベストだ。

2008年7月16日水曜日

RICOH R8

長年使ったコンパクト機、Caplio GXの代わりとしてRICOH R8 をAmazonで注文した。27,285円(消費税込み・送料無料)
Caplio GXを買った頃に比べ、今は28mm機が増えた。スペック的にはCOOLPIX S600やFuji FinePix F100fd(12MP)も候補にあったが、リコーの渋い色調が好きなのとスタイルがカメラらしいR8にした。

RICOH Caplio GX
5.8mm ISO100 F2.5 1/84秒
使い勝手の良い1cmマクロもリコーの特徴。

2008年7月11日金曜日

D700

D700ってD3よりは安いけどやっぱり高いなあ。そして、買ってもどうせ長くは使えない。それに比べるとフィルムカメラは丈夫で長持ちだ。20年や40年は平気で使える。最新型も20年前のカメラも画質なんて変わらないので買い換える理由も無い。でも、デジカメは1~2年しか使えない。壊れるわけじゃないのに、買い換えざるを得なくなってしまう。中身がパソコンみたいなものなので仕方がない。D3みたいな立派なカメラでも寿命はパソコン程度。悲しい。っていうか変だ。中版用のデジバックみたいに、メカ的なカメラ部分だけは独立した構造にして、末永く使えたらいいのに。ううむ。カメラ丸ごと買わせる方が儲かるからだろうか。そもそも35mm用のデジバックは何で作ってくれないんだろうか?DCS Pro SLRみたいなヘンな形でもぜんぜんいいのに。でも、どうせ長く使えないんだし、高いのなんて買う気がしない。俺はフルサイズならどんな形でもいい。俺の希望を言えば、光学ファインダーもプリズムもいらないので、レンズ無しのコンデジにフルサイズセンサーとFマウントをくっつけたような物体でいい。ライブビューでコントラストAFで。何ならシャッターも機械式じゃなくていいしプラボディでもいいから。

こんなのよろしく

続 クランプポッド

Kenkoのクランプポッドを使って夜を楽しんでいる。水銀灯に照らされて柳が揺れているのがおもしろい。季節がもう少し後になると長く伸びた柳は全部切られてしまう。
クランプポッドは地面に置くと安定するが、ガードレールや橋は意外と揺れが多く、取り付けられる場所が限られてしまう。三脚ならここで撮れたのにな、と思う場面も少なくないが、今のところ不便より便利の方が多い。

Nikon D80/Tokina AT-X124
ISO100 F5.6 8 sec WB:Daylight

Nikon D80/Tokina AT-X124
ISO100 F8 30 sec WB:Daylight

2008年7月5日土曜日

夜景 マイクロニッコール

この前、AT-X124で夜景を撮ってみたが、いまいち像が甘い気がして、今回はマイクロニッコール55/3.5で撮ってみた。うむむ。シャープだが、あんまり変わらない。AT-X124も十分シャープなのがわかった。しかしマイクロは色がいまいち地味な気がする。
等倍:第一展望台の下あたり

マイクロは昼間使うとボケがゴリゴリして、奥行きのある風景は前後が汚くなるが、夜景には悪くないようだ。

絞りが6枚羽根なので点光源の周りに、光芒が6本派手に出る。


Nikon D80 Ai Micro-nikkor 55mm F3.5
ISO100 F8 1/3秒~30秒 WB:デイライト
東京都中央区・港区

2008年7月1日火曜日

レインボーブリッジからの夜景

先日F3につめたDNPセンチュリアの24EXが25枚超えてもまだ巻けると思ったら全部空写しだった。白黒現像するつもりで、先日昼間にレインボーブリッジの遊歩道へ行って20mmで撮ったやつはぜんぜん撮れていなかった。とくに意味のある写真じゃなかったが、レインボーブリッジは遊歩道を通って徒歩で渡ることができる、ということなのでただ行ってみただけなのだ。今度行くなら夜にしようと思い、D80とクランプポッドを持って行ってみた。ずいぶん揺れるのはこの前行ったので知っていたが、夜間でも交通量が多い。三脚禁止という注意書きがあるが、この振動では三脚は無理だろう。手摺りにクランプを取り付けると、やっぱりもろに振動が来る。トラックが過ぎ去った静かな瞬間を狙うが、露光中に次の振動がやってくる。長時間露光はとても無理なので、F4開放・1秒程度で露光し、ブレの少ないものを選んでみた。
Nikon D80 / Tokina AT-X124 (12mm)
ISO100 F4 1秒

等倍: F4開放なのと、橋の振動によるブレのせいでイマイチ精細感に欠ける

Nikon D80 / Tokina AT-X124 (24mm)
ISO100 F8 30秒

水面がおもしろい

等倍

レインボープロムナード:4~10月9:00~21:00、11~3月10:00~18:00通行可(無料)