2018年6月26日火曜日

AF Micro-Nikkor 55mm f/2.8 テスト(その1)

週末はAF Micro-Nikkor 55mm f/2.8のテストをしたかったが、生憎の雨で条件が悪い。仕方が無いのでこの日は屋内で過ごすことにし、写真展を見に新宿へ行く。
佐藤倫子写真展「MICHIKO 2018 ワタシテキ」
この日は佐藤倫子氏と坂村健氏のトークイベントがあるとのことで、以前から楽しみにしていた。このお二人は意外な組み合わせなのだが、佐藤氏は雑誌の仕事で坂村氏と出会ったのがきっかけだそうで、15年程前から何度か仕事をしているそうである。今回の展示も作品の展示順序やプロジェクターの照度まで坂村氏がディレクションしているとのことで、展示順序の決定にはAIにより画像の類似性を評価しこれを用いているそうである。佐藤氏の展示作品はすべてA3判でにきれいにプリントされており、ほぼ全ての作品が被写体に正対した構図で、四隅の細部まで非常にシャープに撮影されているのが印象的だった。トークイベントでは、プロジェクターを使って佐藤氏による作品の解説と坂村氏のお話を、かなりの長時間にも関わらずタダで聞かせてもらうことができて楽しかった。会場には次回のトークイベントに出演される予定の山岸伸氏の姿も見られ、30年前に坂村氏を山岸氏が撮影した際からのご縁なのだそうである。



新宿エルタワーより
AF Micro-Nikkor 55mm f/2.8 F5.6 Nikon D850
元サイズ画像(8256 x 5504 pix)を表示

30年前といえば、AF Micro-Nikkor 55mm f/2.8が発売されたのと同じ頃で、当時俺が大ファンだったTRONプロジェクトを坂村氏が始めていた頃である。TRONは政治的な事情により、残念ながらビジネス一般向けに普及することはなかったが、現在も組み込み用のOSとしては広く利用されているという。

都庁展望台より
AF Micro-Nikkor 55mm f/2.8 F5.6

AF Micro-Nikkor 55mm f/2.8
倍率約1/4倍 実効F値3.5

AF Micro-Nikkor 55mm f/2.8 F2.8

翌日は晴れたので、AF Micro-Nikkor 55mm f/2.8で浜松町あたりを散策する。一本しか持って来なかったのので、先日、SeriesE Zoom 75-150mm F3.5を持って歩いたのと同じコースを歩く。あとで先日の画像と比較してみよう。



F2.8

F8.0
F2.8

F5.6

F5.6

F2.8

F2.8

F2.8

F5.6

F2.8

今回の画像では、周辺まで完璧に解像しているかどうかを判断するのは難しいが、AF Micro-Nikkor 55mm f/2.8が非常にハイレベルなのが分かる。解放からコントラストが高く中央部分の解像力は凄まじい。周辺はコントラストの低下がみられるが、F8に絞り込んだ画像では像の流れなど皆無でレベルが高い。AFについては思ったより精度が高く、位相差AFでの駆動には問題は見られなかったが、前半の雨天時、被写体が暗くコントラストが低い場合にはLVでのコントラストAFがうまく動作しない現象が多く見られた。距離情報のエンコーダが無いDタイプ以前のAFレンズでは、コントラストAFがうまく動作しないのだろうか。

2018年6月21日木曜日

AF Micro-Nikkor 55mm f/2.8

AF Micro-Nikkor 55mm f/2.8


AF Micro-Nikkor 55mm f/2.8を入手。新品同様のきれいな品で、シリアルナンバーから推定すると、製造年代(1986-1989)の末期に製造されたもののようだ。


AF Micro-Nikkor 55mm f/2.8(1986-1989)
15000円(中古)
(頭が"AI AF"になるのか最後に"S"が付くのか"F2.8"なのか"f/2.8"なのか、正式な表記は不明)

Nikon D850, AF Micro-Nikkor 55mm f/2.8

Nikon D850, AF Micro-Nikkor 55mm f/2.8
(Capture NX-Dで現像後TiffでPhotoshopへ渡しスマートシャープを適用)

ニコンF-501(1986)と同じ世代に発売された最初期のAFレンズである。ずん胴でプラスチック丸出しの外観や、先端に申し訳程度に付けられたような簡素なピントリング、近接時に2段でにょきにょき繰り出されるラッパ型の不格好な鏡胴など、見た目や仕掛けがヘンテコなため、同クラスのレンズではAI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D(1993-2008)や、MFタイプのAI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S(1979-)の方が人気があるに違いない。しかし、俺はどうしてもこの「AFマイクロ55」が欲しかった。
30年以上前に発売されたレンズだが、俺がこのレンズを探していたのは懐古趣味からではない。新旧を問わず、フルサイズ画面の端から端まで無限遠で完璧に解像する50mm付近のレンズを探し求めた結果、コレが浮かび上がって来たのだ。情報筋(?)によれば、同じ光学系を持つ1979年に発売されたMFタイプのAI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sは、F5.6時での中心解像力が回折限界の300本/mmに達するという。(Kenrockwell氏の友人たちがMTFテストをしたところでは、という話だが
そして、このAF Micro-Nikkor 55mm f/2.8は、55mmの焦点距離を持つマイクロニッコールとしては唯一のAFバージョンであり、その存在は貴重である。また、MFタイプと同じく近距離補正機構を持っているが、PK-13リングを使わずに単体で等倍までいける点においてはMFバージョンよりも優れていると言える。
非Dタイプ・Dタイプ合わせて40~60万本生産されたと言われる「AFマイクロ60」に比べ、AFマイクロ55の生産本数は約5万本と少ないため、中古市場ではきれいな品を見つけるのは難しい。幸運にも、今回はきれいな品を比較的安価に入手することができた。

無限遠時 

フォーカスリングはMFレンズのように無限遠位置でストップするようになっており、微調整のために無限遠を超えて回すことはできない。ファインダーを覗く限りでは、きちんと無限遠に調整されているようだ。
ちょっと変わった機能として、鏡胴前方の「A-----・」の指標のあるリングを操作することで、ピントリングの回転に抵抗を持たせることができる。通常はAの位置で使用し、リングを手前に引きながら・の位置まで回転させるとピントリングを手で回すのが重くなる(中間ではAと同じ)。これはA-M切り替えの機能ではなく、ピントリングに抵抗を持たせるだけなので、ボディ側のA-M切り替えレバーでAFモーターのカップリングを退避させない限り、そのままボディからAF駆動が出来てしまう。差ほど有用な機能ではなく、ボディのモーターに負担をかける恐れがあるため、下手に操作せずにMF時もAの位置で使うのが無難と思われる。

 等倍(1:1)時

近接撮影ではラッパ型の鏡胴がにゅーと伸びてくる。
 等倍時のワーキングディスタンスは実測で約5cm。絞り開放で実効F値はF5.3。
 1/2倍時のワーキングディスタンスは約6cm。絞り開放で実効F値はf4.2。

ワーキングディスタンスが短いため、本格的なマクロ撮影には105mmなどもっと長めのマイクロニッコールの方が扱い易いだろう。AF Micro-Nikkor 55mm f/2.8は、近距離補正機構を持ち、接写リング無しで等倍まで撮影することができるが、無限遠を基準に設計されており、風景など遠景の撮影にはより一層向いている。


ヘリコイドの回転角が非常に小さいため、無限遠から数十センチまでAFはかなり高速だ。しかし、ボディ内モーターからカップリングを通じて駆動する昔の方式である。これをD850で使って、十分な精度は得られるのだろうか。

マイクロニッコールと言えば、前身にあたる55mm F3.5があまりにも有名だ。以前からAi Micro-Nikkor 55mm F3.5を使っている。55mm F3.5は、近距離を前提に基準倍率1/10倍で設計されているはずだが、4500万画素のD850で無限遠を撮影した場合にもほとんど完璧に近く、マイクロニッコールではない一般の標準レンズよりも周辺画質がずっと良い。ほんの僅かだけ像面湾曲を観測することができ、画像中心部と周辺部ではごく僅かな画質差があるものの、感覚的には100点満点で97点といったところか。俺はこれを超えるレンズを求めているのだ。このクラスで最も近代的なAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDも長く使ってきた。ナノクリ世代のレンズだけあって、コントラストやボケ味には優れるものの、やや軸上色収差があり周辺の解像力には少々疑問が残る。個人的には95点といったところだ。高価で手に入れることが出来ないCarl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2には100点満点を期待したが、D800Eで撮影されたサンプル画像をいくつか見た限りでは片ボケが認められ、価格に見合う品質管理が行われているか大いに疑問がある。Otusは非常に高価(36万円)なため、ハズレを引いてしまうリスクを考えるととても自腹で手に入れる気にはならない。他に期待できるレンズは、AF-S NIKKOR 58mm f/1.4GとSIGMA 50mm F1.4 DG HSMだが、正直に言うと(Otusもだが) この目的においては解放F値の明るさやボケ味は優先ではない。とにかくF8あたりで周辺まできちんと写ればいいだけで、俺はそれで満足なのだ。高価な大口径レンズにまであまり手を広げたくはない。つい先日、 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRでひどい目に遭ったばかりである。高価な品物は予算の面でもハズレを引くリスクにおいても、今は避けるべきだ。マクロプラナーでもMilvusでもきちんと写りさえすれば何でもいいのだが、出来ればAFが使えるものならば助かるし、値段が安ければ安い程面白い。そもそも、俺の求める解像力は、値段とは無関係であることがとっくに判明している。先日ジャンク千円で手に入れたAi Zoom-Nikkor 35-105mm f/3.5-4.5s MACROの50mm時の解像力には、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDと同じ点数を付けてもいいと思っている。
今回のAF Micro-Nikkor 55mm f/2.8には大いに期待をしている。

2018年6月18日月曜日

SeriesE Zoom 75-150mm F3.5にて

SeriesE Zoom 75-150mm F3.5

SeriesE Zoom 75-150mm F3.5はよく写る。解像力はAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIと比べても遜色ないレベルだ。F3.5解放でもとても良く写る。コーティングが古く、現代のレンズに比べると暗部の締まりがもう一つで、この光学系のAF・SICバージョンの製品が存在しないのが惜しい。

森でイクラのような実を見つけた。直径5ミリ程で、オレンジ色の透明な実が数個集まっている。なんという植物なのかわからない。
150mm F5.6

元画像(8256x5504)から1600x1067の範囲を等倍クロップ 

右耳が切られているのはオスである。アスファルトの反射に軸上色収差が見られるが、出方が自然で目立つものではない。このレンズは本当にうまく出来ている。
約100mm F8.0

元画像(8256x5504)から1600x1067の範囲を等倍クロップ

150mm F3.5 

 150mm F3.5

約100mm F3.5

猫の舌はこんな風になっているのか。F3.5解放ながら非常にシャープに写っている。
元画像(8256x5504)から1600x1067の範囲を等倍クロップ

Nikon D850, SeriesE Zoom 75-150mm F3.5
ピクチャーコントロール:[SD]スタンダード
Capture NX-D 1.4.6W

2018年6月10日日曜日

EL-Nikkor 80mm F5.6

EL-Nikkor 80mm F5.6

M42のヘリコイドとマウントアダプターを手に入れた。これらを使ってEL-Nikkor 80mmF5.6をD850に装着する。ベローズに逆付けすれば無限遠を出すことはできるが、正付けで遠景を撮ってみたかった。
EL-Nikkor 80mm F5.6(1966)

左:(バシュポ) Pixco M39 M42レンズ焦点調整式ヘリコイドマクロチューブアダプター 12mm-19mm
右:Beschoi マウントアダプター M42-Nikon M42マウントレンズ- ニコン Nikon Fマウントボディ対応レンズアダプター レンズマウントアダプター 高精度

Amazonでの商品名がやたら長くて分かりにくい。M42のヘリコイドはL39の変換リングが付属している。最短位置付近でヘリコイドの引っかかりがあるものの使用可能。M42-Fマウントアダプターは、周囲にローレットの加工がされておらず、ツルツルなのでボディに取り付けようとしても固くて最後まで回せない。強引に回せば付くかもしれないが、外れなくなると面倒だ。K3リングのFマウント(メス)には何故かすんなり付く。今回はフランジバックを調整するためにボディには直接付けないで、K2リングとK3リングを挟み、10.8mm延長するので問題ない。

この組み合わせで順番に重ねると、丁度うまい具合にヘリコイドの最短でほんの僅かにオーバーインフになる。ヘリコイドを一杯まで繰り出した場合の最短撮影距離は約130cmになる。

フィルター径が特殊(34.5mm)だが、マミヤシックス用のかぶせ式フードがぴったりだったのでこれを装着。K2リングの指標が真上に来ていないのは取り付け間違い。間違えなければ指標はちゃんと真上になる。実はこの「K2リング」はD850を含め、少なくともF6以降のボディでは「使用できないレンズ」にリストアップされている物体の一つで、D850のマニュアルには「次の非CPUレンズは使用できません。無理に装着しようとすると、カメラやレンズを破損しますのでご注意ください。」とある。K2リングには3か所の指標があり、角度を変えて取り付けることができるが、一か所の指標(K2刻印を0度として240度位置にある指標)は上の画像のようにバヨネットをロックする位置まで回し切ることができない。K2リングのバヨネット爪内側に2本取り付けられている小さな位置決めネジのうち一本が、ボディ側マウント開口部の内側左上あたりの構造にぶつかっているようだ。これはネジを一本(K2刻印の反対側)を外せば3か所いずれの指標でも取り付けることができるようになる。

実際に撮影してみると、残念ながら期待したほどシャープではない。そもそもこれは引き延ばしレンズであり、このレンズの基準倍率は2~15倍らしいので、当たり前ながら遠距離で使うものではない。ただ、千夜一夜の新型80mmの感じだと、この旧型のEL-Nikkor 80mm F5.6も結構いけるのでは、とだいぶ期待していただけに残念だ。画面全体に渡り画質は均一だが、晴天のトップライトにも関わらず、立体感が感じられず、遠近感が異様に平面的というか、何だろうこの圧迫感は。モノコートの古いコーティングのため、暗部が締まらないせいだろうか。そもそも撮影用レンズではないので言うのも可哀想だが、アウトフォーカス部分の描写も汚く、これは一般的な写真撮影には全く向いていない。
Nikon D850 EL-Nikkor 80mm F5.6
 F8.0

ピクセル等倍で見るとそれほどシャープではないが、縮小画像は綺麗に見える。
F5.6(撮影距離 約130cm)

F5.6(撮影距離 約130cm)

F8.0(多分)ストロボ使用
K4+K5リング(30mm)を追加

近距離になる程画質は良くなるので、接写リングやベローズを使った高倍率マクロには向いている。
上の画像の等倍クロップ(画像クリックで表示)

F8.0(多分)

F5.6(多分)

F5.6(多分)

F5.6

F5.6

今回は、1966年式のEL-Nikkor 80mm F5.6だったが、新型のEL-NIKKOR 80mm F5.6N(1980-2006)が手に入ったら、また実験してみたい。

2018年6月3日日曜日

Nikon Lens SeriesE Zoom 75-150mm F3.5(New) と Ai Zoom-Nikkor 35-105mm f/3.5-4.5s MACRO

Ai-s時代のズームレンズを2本入手。一本は以前から探していた、ニコンレンズSeriesE Zoom 75-150mm F3.5(New)。元の前期型が発売されたのは1980年で、入手したのは外観デザインが変更された1981年以降のタイプになる。Nikkorブランドが与えられていない廉価クラスのレンズながら、非常に写りが良いことで知られている。マウントタイプはAi-sと同じだがカニ爪は無い。二本目は Ai Zoom-Nikkor 35-105mm f/3.5-4.5s MACROで、1983年に発売されたレンズだ。こちらはとりわけ凄いという評判は聞かないが、千円だったので確保。
左: Ai Zoom-Nikkor 35-105mm f/3.5-4.5s MACRO (1983) 
ジャンク1000円 中野区F店
右:SeriesE Zoom 75-150mm F3.5(New)(1981) 
中古1500円 品川区M店

鏡胴に彫られたカラフルな線は、ヒゲと呼ばれる被写界深度目盛り。二本のレンズは曲線の開きが反対向きになっている。

左: Ai Zoom-Nikkor 35-105mm f/3.5-4.5s MACRO ワイド側35mm時
右:SeriesE Zoom 75-150mm F3.5(New)(1981) テレ側150mm時

Ai Zoom-Nikkor 35-105mm f/3.5-4.5s MACROは、テレ側で鏡胴が伸びるタイプで、Nikon Lens SeriesE Zoom 75-150mm F3.5はテレ側でズームリングを手前に引くタイプになる。

Nikon Lens SeriesE Zoom 75-150mm F3.5(New)

75mmワイド側は絞り解放から良く解像し、F5.6~F8まで絞り込むと凄まじい解像力を発揮する。ボケの美しさが印象的なレンズで、解放だけでなくF5.6~F8に絞り込んだ場合でも後ボケは滑らかだ。解像力はコーナーではやや低下するものの、現代のレンズを含め、絶対値でハイレベルだと言える。

75mm F8.0

75mm F8.0

テレ側付近 F5.6

100mm付近 F3.5

75mm F3.5

75mm F3.5

テレ側付近 F3.5

75mm F8.0

75mm F3.5

75mm F3.5

75mm F3.5

75mm F3.5

75mm F3.5

75mm F3.5

150mm F3.5

150mm F3.5

150mm F3.5

75mm F3.5

75mm F5.6

100mm付近 F8.0

 Ai Zoom-Nikkor 35-105mm f/3.5-4.5s MACRO

こちらはあまり期待していなかったが、それなりに良く写る。色味やコントラストなど雰囲気は、先のNikon Lens SeriesE Zoom 75-150mm F3.5(New)と似ている。3倍ズームだけあって周辺画質は少し落ちるものの、プリントなら少なくともA2サイズくらいはいけるレベルに思える。

35mm F5.6

周辺画質が分かり辛い画像だが、少なくとも中央部は物凄く解像している。
105mm F5.6

35mm F3.5

解放でも周辺光量低下が少ないのは特筆すべき点で、このタイプのズームの特徴だろう。
35mm F3.5

このレンズの最短撮影距離は1.4mだが、鏡胴のボタンを押すとマクロ用のヘリコイドを繰り出すことができ、ワイド側35mmでは27cm(1/4倍)まで寄ることができる。
ワイド側 35mmF3.5 マクロ使用

50mm時は歪曲収差も無く周辺画質も悪くない。この素直な写りを見ると、最新の高級標準ズーム「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」の50mm時や、近代的な単焦点レンズ「AF-S NIKKOR 50mm F1.8G」の周辺画質は汚らしく見える。
元サイズ画像(5504x8256 pix) 45.44MP
50mm F8.0

共通データ:Nikon D850
ロスレス圧縮(RAW 14bit)
ピクチャーコントロール[SD]スタンダード (輪郭強調=0)
Capture NX-D 1.4.6 W (アンシャープマスク:半径=2, 適用量=100)