2008年4月20日日曜日

接写リングと宇宙パワー@四谷

以前から行ってみたかった四谷のカメラ屋さん「我楽多屋」へ行って来た。フードやフィルター、ストロボや、他では見かけないレリーズ等のアクセサリー類の在庫が豊富だ。PEN-F用にと43mmのフードを探したが生憎浅めの物しかなかった。ちょうど探していた、ニコンの接写リングがいくつかあったので、カニ爪+自動絞り連動タイプ(PK-3)のものをいただいてきた。二千円也。帰ってD80に取り付けようとしたところ、マウント周りの袴がボディの最小絞り検出レバーと干渉して取り付けることができない。しまった。うっかりしていた。仕方ないのでルーターで袴を削ることに。削りカスが入らないようにマスキングして作業したが、やはり心配なので、作業後はブロワーで念入りにカスを払った。D80に取り付けるとカニ爪がプラプラして邪魔だが、自動絞りもちゃんと使える。これでMicro 55/3.5で等倍までいけるので、ハーフサイズのネガを画面いっぱいに複写することができる。

四谷と言えばもうひとつ気になっていたお店が。四谷四丁目交差点付近にある骨董品店「宇宙村」だ。このお店ではお守り用の隕石グッズが主力商品である。お目当てはこちらの店主が考案したという、「宇宙パワーシール」である。10cmぐらいのでかいシールは1万5千円とかなり高価だ。さすがにこれを買う勇気は無いので、赤青セットで300円という3cmぐらいの小さ目のものをいただくことにした。せっかくなので小さな千円の隕石もいただいて来た。使用方法は大雑把で簡単だ。シールはとりあえず何にでも貼ればいい。宇宙からやってくる隕石には宇宙パワーが含まれているのだ。シールは隕石と同じ場所に置いてパワーを写してあるという。粉砕されて練りこまれているわけではない。小さい隕石を買ってきてよかった。家で乗っけて充電しよう。いや待てよ。乗っけて充電できるならこのシールじゃなくてもいいんだが…。ちなみに小さい隕石はでっかい隕石にくっつければ充電できるという。
シールはカメラに貼ってもいいようだ。

D80 Micro-nikkor 55mm F3.5 + PK-3


隕石を応用した関連グッズ「隕石入りパワーエイト(3500円)」もパンフレットをいただいた。穴のあいてないやつなら家にもあるんだけど。いや。穴あきもあった気がする。
神仏を拝む習慣が無く宗教とも無縁な俺にとっては「宇宙パワー」の不条理さは何とも痛快で魅力的である。店頭に貼りだされているとおり、宇宙村は宗教ではない。気さくに色々パンフレットをくれるが、押し売りなどしない。商品を売って儲けようという気配など全く無く、店主もご夫人も物静かで上品な印象を受けた。宇宙村とは何か。俺の勝手な解釈では、神仏や宇宙パワーも含めてそういう未知の不思議な力に頼ってばかりいて努力しないことに対する、ある種の戒めのようなものなんじゃないだろうか。そんな俺にはシールで十分だ。

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