おお。あるある。大きいのがCdSで小っこいのはフォトダイオードであるらしい。三本足のフォトトランジスタもある。どれを使えばいいのか分からない。ウィキペディアによるとCdSよりもフォトダイオードの方が高速らしい。じゃ、高速な方で。「pn接合」と「pin構造」との2タイプがあるという。俺には何のことだかさっぱり分からないし、部品を見たところで、これらがどのタイプなのかも分からない。適当に一個取り出す。何か一応、フォトダイオードと書いてあるし。そもそも、コレに光が当たると何が起こるのだろう?太陽電池みたいに電気が発生するのか?抵抗が変化するのか?何かよく分からないが、足は2本なので電源とテスターを使って調べてみる。そうか。ダイオードなので極性があるようだ。片方の足に+5Vをつなぎ、電気スタンドの光を当てると、もう一方の足と電源のマイナスにつないだテスターの電圧が変化する。ふうん。バイアス電流?って言うのだろうか、どうも電源が必要らしい。PCのマイクはコンデンサーマイクなので、PCのマイク端子には電圧が出力されていると思われ、フォトダイオードををつなげばちょうど使える気がする。拾ってきたPCマイクを分解してみる。と、2本足だ。
あれ?コンデンサーマイクって電源ありの三極じゃないのか?そうか。何だか知らないが、コレはこういうタイプなんだ。じゃあ、悩むことはない。さっきテストしたとき+につないだ足を赤いリード線へ。もう一方を残りにつなぐ。
プラグをPCのマイク端子に接続し、フォトダイオードを電気スタンドに近づけると、PCのスピーカーから「ブウ~ン」という発信音が聞こえる。すばやく動かせば、マイクに息を吹きかけた時のような「ボッ」という音になる。ふうん。ちょっと音が小さいけれど、うまくいっているようだ。
じゃ、測定してみよう。といっても正しい測定の仕方が分からない。とりあえず古い二眼レフカメラを取り出す。テイクレンズの対物側から懐中電灯で照らし、裏蓋を開けてフォトダイオードを差し込む。
この状態でシャッターを切ると「ボッ」という音声が出力される。この「ボッ」を、音声ファイルエディタやオシロスコープソフトで表示させ、シャッターが開閉する際の波形を見るわけだ。今回はフリーソフトの「HandyOscillo1.2」を使わせていただいた。
シャッターダイヤル1/50秒 左下の表示では、36.4ms 27.46Hzとなっている。
測定範囲は波形を見て主観で指定するだけなので、正しいかどうかは不明。
この場合では、シャッターが開く時の「暗→明」の変化の際はマイナス側、閉じる時の「明→暗」の変化の際は、プラス側に表示されるようだ。しかし、シャッタースピードが速くなると、かなり複雑な波形になり、一体どこからどこまでを測ってよいのか分からなくなる。また、レンズシャッターのカメラでは、羽根の開閉速度が一定なら、絞り穴が小さくなるにつれて開口時間が長くなるので、センサーを置く位置も測定結果に関係してくるものと思われる。ううむ。測定方法については、これから研究が必要だ。今回はこれまで。
測定範囲は波形を見て主観で指定するだけなので、正しいかどうかは不明。
この場合では、シャッターが開く時の「暗→明」の変化の際はマイナス側、閉じる時の「明→暗」の変化の際は、プラス側に表示されるようだ。しかし、シャッタースピードが速くなると、かなり複雑な波形になり、一体どこからどこまでを測ってよいのか分からなくなる。また、レンズシャッターのカメラでは、羽根の開閉速度が一定なら、絞り穴が小さくなるにつれて開口時間が長くなるので、センサーを置く位置も測定結果に関係してくるものと思われる。ううむ。測定方法については、これから研究が必要だ。今回はこれまで。
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