2015年6月29日月曜日

太短いごっつい三脚とガッチリ固定できるレベラー

ジッツオのアルミ三脚と、マンフロットボールカメラレベラー438を入手。ジッツオの方は旧型の中古品で、以前から探していた4型4段のショートタイプだ。正確な型番は不明だが、1990年代に#563CLとして販売されていたものと仕様や重量などが一致する。マンフロットのボールカメラレベラー438は新品で入手。マンフロット製のこの手のパーツは、新品ではそのまま使用することができないことがある。前回のスライディングプレートアダプター357もひどかったが、今回のボールカメラレベラー438もあれに匹敵する乱造品で、ボールの引っかかりがひどく最初は動かすこともできない状態だった。雲台を取り付け、力づくでゴリゴリ動かし続けること小一時間、なんとか使用可能な状態に。動きが渋く、引っかかりやムラが残るものの、水平の調整は可能だ。固定の方はレバーを締めればがっちり止まる。精巧とは言いがたいガサツな製品ながら最低限の実用性はある。とりあえずハスキー雲台と組み合わせてみよう。 うわ、重い。ママチャリに積載するには若干無理があるが、雲台を外せばいける。ちょっと曇りがちだが天気は悪くない。ママチャリのカゴにジッツオを放り込んで、ヨロヨロと出発。

ジッツオ4型4段アルミショート
最大高120cm(エレベーター使用時139cm)・重量約4.4kg
ハスキー3Dヘッド(1.3kg)とボールカメラレベラー438(0.65kg)を搭載した重量は6.35kg 
 
最大高120cmというのは3段式の三脚に比べるとやや低いが、レベラーと雲台をあわせると高さが139.5cmになり、アイレベルでの使用には問題はない。エレベーターが頑丈なのでこれを使えば更に19cm上げることもできる。

マンフロットボールカメラレベラー 438

同種のアクセサリーは、SUNWAYFOTO DYH-66iとスリックのレベリングベースを以前から使っているが、いずれも上が1/4インチの小ねじで、このクラスの雲台を乗せるには少し貧弱だマンフロットボールカメラレベラー438はそれらよりも大きく頑丈で、取り付けねじも上下とも3/8になっている。
 
Nikon D800E, Nikkor-UD Auto 20mm F3.5
フィルターなし ISO100, F8

SC72フィルター ISO100,F8 30秒

IR76フィルター ISO800,F8 30秒

Nikon D800E, Nikkor-UD Auto 20mm F3.5
フィルターなし ISO100, F8

SC72フィルター ISO100,F8 30秒

IR76フィルター ISO800,F8 30秒

少し風のある日だったが、30秒間の露光に不安は感じない。20mmレンズなので条件は良いが、撮影した画像にブレは無い。SC72、IR76フィルターを使った写真は、いつものようにView NX2でホワイトバランスを修正。複数画像を選択してホワイトバランスを修正する場合、Capture NX2・NXDよりもView NX2の方が操作がしやすいため。
つい先日、「富士フイルム製シートフィルターの一部が販売終了」というニュースがあった。俺が愛用しているSC72、IR76についてはアナウンスされていないが、光吸収・赤外線透過フィルター:IR 92、94、96 全サイズ(7.5CM・10CM・キャビネ・四切)については2015年12月末に出荷終了の見込みだという。

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