ニコンおもしろレンズ工房 どどっと400 (1995)
400mm F8.0
発売時は他の二本のレンズ(ぎょぎょっと、ぐぐっと/ふわっと)とともに、Nikonロゴやエンブレム風のステッカーが同梱されていたらしいが、現在は1000円の値札が奢られており無常観を盛り上げている。
カメラボディにに装着した状態。
週末は丁度良い天気だったのでこのレンズを持って出かけてみる。ファインダーは暗く、ミラー切れで視野枠上方にはカゲリが出る。フォーカスエイドは使えないものの、マット面でフォーカシングをすることができる。フォーカシングチューブの操作は滑らかではないが、クローズアップ鏡胴セットよりはガタも少なく操作がしやすいように思える。
望遠レンズの拡大威力と言っていいのだろうか、そういうものを感じる目的で、50mmで撮影したものとどどっと400の画像を比べてみよう。
当たり前だが、400mmなので50mmに比べ8倍の倍率で遠方が拡大されて写る。と同時に、ナノクリズームの圧倒的なコントラストにも関心する。どどっと400はレンズ内面が曇っており、ハレ切りはしているものの猛烈にコントラストが低い。解像力は素晴らしいわけではないが、周辺光量不足もなく周辺まで画質が均一で、その点では良く写っている。下の画像は、Caputure NX-Dで現像時に軸上色収差とコントラストを補正し、シャープのパラメータを変更したもの。
Amazonにカニ目レンチを注文したので、内面のクモリを清掃してから、後日また撮ってみようと思う。モノコートレンズとはいえ、2群4枚というシンプルな構成で、鏡胴内も通常のレンズと変わらず丁寧に溝が掘られ艶消し塗装が施されている。レンズを拭けばもっと良く写るに違いない。
週末は丁度良い天気だったのでこのレンズを持って出かけてみる。ファインダーは暗く、ミラー切れで視野枠上方にはカゲリが出る。フォーカスエイドは使えないものの、マット面でフォーカシングをすることができる。フォーカシングチューブの操作は滑らかではないが、クローズアップ鏡胴セットよりはガタも少なく操作がしやすいように思える。
望遠レンズの拡大威力と言っていいのだろうか、そういうものを感じる目的で、50mmで撮影したものとどどっと400の画像を比べてみよう。
f=50mm F8.0
Nikon D800E, AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
f=400mm F8.0相当
Nikon D800E, おもしろレンズ工房 どどっと400
シャープ補正+軸上色収差補正+コントラスト補正
当たり前だが、400mmなので50mmに比べ8倍の倍率で遠方が拡大されて写る。と同時に、ナノクリズームの圧倒的なコントラストにも関心する。どどっと400はレンズ内面が曇っており、ハレ切りはしているものの猛烈にコントラストが低い。解像力は素晴らしいわけではないが、周辺光量不足もなく周辺まで画質が均一で、その点では良く写っている。下の画像は、Caputure NX-Dで現像時に軸上色収差とコントラストを補正し、シャープのパラメータを変更したもの。
Amazonにカニ目レンチを注文したので、内面のクモリを清掃してから、後日また撮ってみようと思う。モノコートレンズとはいえ、2群4枚というシンプルな構成で、鏡胴内も通常のレンズと変わらず丁寧に溝が掘られ艶消し塗装が施されている。レンズを拭けばもっと良く写るに違いない。
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