f=43mm F3.5
ワイド側で撮影した画像だが、タル型の歪みがすごい。Capture NX-Dは非CPUレンズの歪曲補正ができない。Lightroom Classic CCでゆがみ補正した場合は+20程度の値になる。
f=43mm F3.5
こういう感じの構図だとディストーションは分からない。
f=43mm F3.5
こういう構図はレンズに負担(?)が少ないようだ。
f=43mm F3.5
むむむ。これはすごい。ワイド側絞り開放だが、画面真ん中の一部分以外はボケボケだ。
f=43mm F8
F8まで絞るとクリアーになる。「国産初の標準ズーム」であるこのレンズを「ニッコール千夜一夜物語」では、その描写を「実用的な写り」と表現している。
f=43mm F3.5
f=43mm F3.5
f=86mm F3.5
テレ側(86mm)開放にて。軸上色収差というよりもこれはパーフリだろうか。いい味を出しており、なんとも幻想的だ。
f=43mm F3.5
f=86mm F3.5
これ不思議に思ってExifを確認してみたが、開放に間違いない。きれいに写っている
f=43mm F8
順光で絞り込めばそこそこよく写るが、このレンズは絞ったら負けのような気がする。
f=60mm F3.5
「ニッコール千夜一夜物語」には、「このレンズは焦点距離50~70mm、撮影距離3メートル前後で最良の描写になるよう設計されており」という記述がある。上の画像がちょうどそのくらい。
f=86mm F3.5
週末の二日間、Zoom-NIKKOR Auto 43-86mm F3.5を使ってみたが、非常に手強いレンズだ。描写には独特な味があるものの、最短撮影距離が1.2mという制約がなんとも辛い。
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