2023年4月23日日曜日

HELIOS-44-2のフレア

HELIOS-44-2だが、このレンズは絞り開放の時に斜めに光が入ると、内面反射により猛烈なフレアが出る。少しづつ絞っていくと、フレアが突然消えるポイントがあり、絞り値にするとF2.2~F2.5あたりになる。常に開放からほんの少し絞っておけば、このフレアが出るのを防げるが、ほんの1/3段程とはいえボケの大きさが結構変わるので悩ましい。

絞り開放時に出るフレアは、前から二群目の張り合わせレンズのコバによる反射が原因だが、このブロックを取り出してみると周囲は黒く塗られているものの、後端には塗られていない部分がある。ここを塗ることで、絞り開放時のフレアを軽減させることができる。
 

コバ塗り前後での比較画像を載せたかったが、残念ながら適当なものがないので割愛させていただく。






















HELIOS-44-2,58mm F2.0
Nikon Z9, ピクチャーコントロール[SD]

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