現在、24x36mmセンサーのデジカメを日本ではフルサイズと呼んでいるが、英語圏ではフルフレームと呼んでいるらしい。だが、もっと昔にはライカ判が35mm映画フィルムの2コマ分サイズであったことからダブルフレームと呼ばれていたという。だが、そんなことはどうでもいい。
信じるにはまだ早すぎるが、http://nikonrumors.com/によればニコンのフルサイズ機D700の後継としてD800が近々発表されるという。細かな仕様は話半分程度にしか思えないが、名前が「D800」であることと画素数が「3630万画素」であるという点については繰り返し宣言されている。Nikon rumoresには、これがニコンの非公式PRサイトだと主張する読者の書き込みがあったりして、真偽はわからないものの、本当のところそうなのかも知れないとも思うものの、簡単には信用できない内容のサイトだ。D700後継機については、ずっと以前からD3Xセンサーを搭載したD700XあるいはD3sセンサーを搭載したD700sなどがユーザーによって希望的に噂されてきたが、いずれも実現の見込みのない予想だった。D700の発売から既に3年以上が経過した現在、もはやニコン自身が噂を流してユーザーの反応を見るような段階ではなくなっていると考えられ、後継機の発表は目前と思われる。それだけに、今回出てきたD800の仕様は、時期的にももはや信じるしかない雰囲気となってきている。そして、その噂の内容は中々興味深い。ニコンの高画素機はD3X路線を廃止し、視野率を100%にしたD800に統合、価格も30万円程度に抑えるというものだ。5D MarkIIで成功したキヤノンが今後の高画素機は1Ds系を廃止し5D系に統一する、という噂と合わせると、いかにももっともらしい話ではある。
D800が36MPだとすれば、俺のような風景主体のまったりユーザーは歓喜だが、ぬか喜びにはまだ早い。今は慎み深く正式発表を待つことにしよう。
Nikon D700, AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
ISO200, f=70mm, F2.8
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