1m先の壁に紙を貼って撮影。紙の並びがちょっと右上がりに見えるが、壁との平行性は巻尺で測ったので大丈夫なはず。
AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED, Nikon D800E
24mm F2.8
ファインダーでの位相差AF
赤枠は撮影時のフォーカスポイントを示す。
AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G
EDは像面湾曲が顕著で、絞りも解放なのもあって中央と周辺ではかなりのピント差がある。位相差AFで左端のフォーカスポイントを使った場合(上の画像中段)、フォーカスポイントの位置も含め、画像の中央や右側もひどくピンボケになる。
AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED, Nikon D800E
24mm F2.8
ライブビューでのコントラストAF
赤枠はファインダーのフォーカスポイントと同じ位置をライブビューで選択。
ライブビューのコントラストAFの場合、像面湾曲や片ボケ(?)により画像の中央や右側とのピント差はあるが、フォーカスポイントの位置では一応ピントが合っている。
AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED, Nikon D800E
24mm F2.8
ファインダーでの位相差AF
赤枠は撮影時のフォーカスポイントを示す。
AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G EDは、中央と周辺でのピント差が元々少ない。位相差AFでは左右のフォーカスポイントどちらとも、中央のフォーカスポイントに比べると精度は良くない。
AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED, Nikon D800E
24mm F2.8
ライブビューでのコントラストAF
赤枠はファインダーのフォーカスポイントと同じ位置をライブビューで選択。
同じフォーカスポイントでもレンズによって挙動が異なるのはおそらく、各レンズの諸収差とAFシステムとの相性によるものではないだろうか。ユーザーサイトなどで報告されている不具合のあるレンズはいずれも像面湾曲気になるものが多いように思う。あとこれはちょっとまだ要検証だが、試しに目を凝らしてマット面で手動でピントを合わせてみたところ、位相差AFと似た結果になった。そうなる根拠については何も推測することはできないが、いずれにせよ、「左端のフォーカスポイントで後ピンになる」という点は共通しているようで、D800/D800Eボディの製造上の何かしらの欠陥が考えられる。
本件は次の記事 D800EのAF問題を検証 その2 へ続く
本件は次の記事 D800EのAF問題を検証 その2 へ続く
0 件のコメント:
コメントを投稿