EL-NIKKOR 80mm F5.6
2,000円(秋葉原N店写真用品館)
EL-Nikkor 80mm F5.6は同じ物を持っているが、これは以前ベローズのおまけについて来た物で、ひどいクモリと拭き傷のある品を、無理やり磨いて引き伸ばしに使っていた。今回入手したものはそれよりも古い品だが、クモリもない極美品だ。
2,000円(秋葉原N店写真用品館)
EL-Nikkor 80mm F5.6は同じ物を持っているが、これは以前ベローズのおまけについて来た物で、ひどいクモリと拭き傷のある品を、無理やり磨いて引き伸ばしに使っていた。今回入手したものはそれよりも古い品だが、クモリもない極美品だ。
6x7判の引き伸ばしや、ベローズマクロなどに使える。このレンズの基準倍率は2~15倍となっていて、本来は等倍での使用は想定されていないが、以前このレンズを使って35mmフィルムをD700で複写してみたところ、像面湾曲もなく周辺画質も良好だったため、スライドコピア用にも使用可能。このあたりの焦点距離のEL-Nikkorで無限遠を出す方法としては、BORGのM42ヘリコイドを使う方法が知られているが、別途M42マウントアダプタ等も必要になるので俺にはコスト高だ。また、トミーテック社の案内では80mmレンズとBORG M42ヘリコイドの組み合わせでは、Fマウントよりもフランジバックが2.5mm短いEOSマウントでも無限遠が出ない、となっているのでFマウントでは無限遠が出ないことになる。だが、俺にはベローズを使って無限遠を出す方法がある。実は、EL-Nikkor 80mm F5.6の鏡筒はFマウントの穴に入るのだ。なので、逆付け状態であれば、レンズをベローズの中に入れることができ、無限遠を出すことができる。俺が持っているL-Fアダプタが特殊なのかも知れないが、アダプタ内側のL39ネジがマウントを貫通しているので、本来カメラ側になる面にレンズを取り付けることができるのだ。
L-Fアダプタを使って逆付けするとEL-Nikkor 80mm F5.6の鏡筒がベローズ内に入る。
ただし、同じEL-Nikkor 80mm F5.6でもL39マウントリングの外径の違いにより、Nikon銘のものはFマウントの穴に入るがNippon Kogaku銘のものは僅かに大きくて入らないことが分かった。マウントリングは取り外すことができるので、たまたま両方もっている俺の場合は、Nikon銘のレンズに付いているマウントリングをNippon Kogaku銘のレンズに付け替えればいいだけなので問題ない。
俺は持っていないが、EL-Nikkorの34.5mmフィルタースレッドに取り付けるための、純正の前側マウントリング「REVERSING ADAPTER for EL-Nikkor 50/4 80/5.6」という品物があるらしい。これとL-Fアダプタを使用すれば、ベローズ内に鏡筒が入り込む形で正付けができると思われるのだが、入手は困難だろう。
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