そもそも、飛んでいる鳥を撮るような腕前は無いので、相手をしてもらえるのは留まっている鳥だけだ。Z7IIのAFエリアモードには「ピンポイントAF」というものがあり、藪や枝の間を狙うのにちょっとだけ使える。ちょっとだけというのは、ピンポイントAFはコントラストAFなのでシングルAFでしか使えず、逆光など条件の悪い場合は迷ってしまい機能しないのだ。結局はAF-C+シングルポイントAFで使うことにした。Z7IIの動画撮影ボタンに「拡大画面との切り替え」を割り当てておくとEVFでのピントの確認が容易で、意外なことに一眼レフよりも撮り易い。
ちょっとピントが甘い。この鳥なんだろう。
脚は黄色、くちばしは見えない。
ツグミ
アカハラ。シロハラというのもいるらしい。この日最初に見つけた一番目の画像のやつが多分それだ。アカハラの画像はピクセル等倍のクロップで、逆光でかなりアンダーなのをプッシュしているので画質は良くない。
オナガ
メジロ
逆光の場合にEVFの露出プレビューが便利だったが、絞り優先AEだとスポット測光がちょっと暴れて変な動きをする。露出補正をした後にじわじわと明るくなり、明るくなりすぎたと思って暗くすると、またじわじわと暗くなりすぎるという。露出プレビューがあるのでマニュアルモードの方が扱いやすいかもしれない。
ヒヨドリ
沢山のヒヨドリが池の藪に飛び込んでガサガサしている。二羽ほどのオナガが飛んで来て藪の上旋回し「ギィー」と鳴くと、ヒヨドリは藪から一斉に飛び立って高い木に戻っていく。藪に残された小さめのヒヨドリが助けを呼ぶと、迎えに来た数羽が連れ帰って行った。
キジバト
共通データ:Nikon Z7II, AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
(画像はすべてトリミング・長辺1600ピクセルにリサイズ)
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