2009年3月26日木曜日

ISE製フォーカススコープ

少しづつ暗室道具を揃えていく。フォーカススコープはLPL製のだと2700円くらいするが、たまたまISE製の安いものを発見。1,540円だった。この形のものはハクバやチェリーブランドのものもあり、どれも同じ製品だと思っていたが、今回入手したISE製の物は同社のオリジナル品のようだ。新品だが、かなり古い商品のようで、ルーペのレンズにカビがあった。カビは拭いたらとれたものの、鏡のクモリがひどい。LPL製の物とは異なり、ISE製のこれは表面鏡なので拭いても無駄だ。新品なので、今度交換してもらおう。悲しいなあ。面倒くさいなあ。店に代わりの商品があるとは思えないし。使えるとは思うんだけど。

ISE製フォーカススコープ
1,540円(某量販店)

2009年3月25日水曜日

ベローズとスライドコピアで引伸機

昔使っていた暗室道具は何ひとつ残っていない。俺の暗室はつい先日復興が始まったばかりだ。前回キャビネ判のバットと印画紙を入手したので、差し当たりキャビネ判のプリントをしてみたい。だが、引伸機が無い。無理は承知だが、ベローズやスライドコピア、ELニッコール等を駆使して引伸機を作ってみることにした。光源にストロボを使用しているので光源むらが激しい変なプリントができた。操作性も悪く、これでは実用にはならないが、プリントはシャープだ。フィルムスキャン+インクジェットのプリントとは明らかに違う、本物の写真らしさが確かにそこにある。


現在、6x7・大四つ切まで扱える引伸機を物色中。それに、6x7と35mm用のネガキャリア、イーゼルマスク、フォーカススコープ、大四つ切バットを3~4枚。予算が無いので、これらの物品を全部で1万円程度で入手するのが目標だ。

2009年3月21日土曜日

印画紙ピンホールカメラ

俺には暗室が無い。だが、そのうち風呂場や洗面台付近で大四切程度のプリントをする計画だ。とりあえず、小さな暗室作業ができるかどうかを確認するために、印画紙を使ったピンホールカメラを作ってみることにした。印画紙現像するための道具が無いので、バットや薬品を少し買って来た。

今回買ってきたもの
4x5フィルムホルダー ジャンク品:315円/1枚
x 2個(中野F店J館)
印画紙現像用バット(大キャビネ):189円 x3(秋葉原Y店)
竹ピンセット3P:346円(秋葉原Y店)
D-72タイプ印画紙用現像液 ハイデナール1L :94円(秋葉原Y店)
90%酢酸:493円(秋葉原Y店)
白黒印画紙 フジブロWP FM2(キャビネ判):1380円(秋葉原Y店)
ELPA 7W赤色電球:168円(Y電気)

ピンホールカメラの材料
紙箱・書道フェルトなど(各100円:ダイソー)



セーフライトにはただの赤い電球を使う。親子電球のようなオレンジ色ではなく、完全に赤色だ。写真用ではないが、フジブロ(単階調紙)の場合、電気コタツでも大丈夫なのでこれでも問題ない。
昔使っていた、東芝の「写真用親子電球」は既に製造中止で、店頭では入手できなかった。親子電球は、ソケットにねじ込んでいくと、最初に暗いフィラメント(子)が点灯し、更にねじ込んでいくと明るい方のフィラメント(親)が点灯する構造で、「親」は本来、利根のような密着印画紙用で、引伸用には暗い方の「子」を使うことになっている。子はかなり暗いため、俺は引伸用にも明るい方の親モードを使っていた。1.5mぐらい離して使っていた限りでは、RC紙・バライタ紙ともカブリを起こしたことは無かった。なお、多階調紙にはちゃんとしたセーフライトとガラスを使うべきだろう。

ピンホールカメラは、紙箱に穴を開けただけなので、製作工程は割愛する。4x5フィルムホルダーを差し込むことができ、三脚座金を装備している。シャッターは無い。ホルダーはもちろんフィルム用だが、サイズが合えば印画紙でも難なく挿入できる。厚手のバライタ紙などではどうだか分からない。はがきサイズの印画紙なら、長辺方向のみ127mmにカットすればいいのだが、あいにく店に無かったのでキャビネ判の印画紙を購入。これをセーフライト下で4x5インチ(102 x 127mm)サイズにカットし、フィルムホルダーに装填する。今回はホルダーが2枚あるので、4枚を装填可能。


印画紙のISO感度は一桁だと言われている。ピンホールカメラでは、ISO 6として撮影するのが一般的らしい。ピンホールは穴の直径0.2~0.3mmを目標にアルミホイルを針で突いたものだ。適当に作ったものなので、正確な直径は不明。ピンホールをD700のマウント面に取り付け、ヒストグラムを見ながら撮影してみたところ、F128程度のようだ。箱カメラの焦点距離もD700のフランジバックと似たような長さ(4~5cm)なので、撮影時もISO 6, F128として露光時間を決めることにした。

15年振りの印画紙現像だ。フィルムの場合、現像時間で濃度が変わるが、印画紙の場合はもうこれ以上黒くならないというところまで完全に現像する。バライタ紙の場合、現像で押しまくることによって黒を引き締めるのだが、今回はRC紙なので1分30秒ぐらい。もっと薄いか濃いかのどちらかを覚悟していたが、意外にも露出は適正に近いようだ。印画紙が乾いたら、スキャナで反射原稿として読み込み、トーンを反転させれば簡単にポジ画像を得ることができる。この方法では左右鏡像になるので、左右を反転させれば正しい画像が得られる。印画紙のラチチュードは思ったより広く、ネガにはハイライトのトーンもしっかり写っているが、濃度が高すぎてスキャナでは読み取ることができない。暗部のトーンは良好だ。ハイライト付近の階調を優先するなら撮影時の露光を控えるか、印画紙をもっと軟調に現像する必要があるかもしれない。ともあれ、漏光やセーフライトによるカブリもなく、初回の割には良い画像が得られた。




撮影地:港区台場, 天気:曇り~晴れ
焦点距離:約45mm
F値:F128(推定)
フジブロマイド2号紙
露光時間:晴天順光 10秒 / 曇天~日陰 30~60秒

2009年3月10日火曜日

RB67で撮ったベルビア100F

この前、伊豆大島で撮ったベルビアが上がってきた。ああ。何てこった。10コマの内4コマが露光されていない。この4コマは三原山山頂から127mmで裏砂漠を撮ったやつだと思うが、ミラーアップポジションのままケーブルレリーズを使わずに撮ったらしい。ミラーが上がっただけでシャッターが切れていなかった。悔しい。今回カラーフィルムはこれ一本だけだったのに。


ともあれ、写っているコマをCanoScan 8800Fで取り込んでみた。肉眼で見るポジフィルムはコントラストが高く、目の覚めるような透明感とものすごい立体感なのだが、スキャン画像はコントラストが低く、地面の色調が少し異なっている。このスキャン画像は無調整だが、これ以上コントラストを高くすると、暗部がつぶれてしまいプリントに向かない画像になる。

Mamiya RB67 SEKOR C 65mm F4.5
フジクローム ベルビア100F
CanoScan 8800F 2400dpi(6128x5024 pix30.79MP)
画像クリックで長辺を1280pixにリサイズした画像を表示

比較のためにライトボックスにおいたポジをD700で複写してみた。肉眼で見るポジフィルムの色調はこれに近い。
D700+AF-Sマイクロ60mm F2.8Gでポジフィルムを複写
ピクチャーコントロール:スタンダード/ホワイトバランス:5000°K

更に、同じ場所でD700でもろに被写体を撮影した画像と比較してみると、ベルビア100Fの色調とあまりにも異なっているのが分かる。肉眼に近く自然なのはデジカメの画像だが、ベルビアの色を見た後では味気なくも感じる。
Nikon D700 / Nikkor Auto UD 20mm F3.5
ピクチャーコントロール:スタンダード / ホワイトバランス:デイライト


2009年3月9日月曜日

PEN-Fでネオパン100ACROS・ペンFのピントチェック

微粒子のネオパン100 ACROSフィルムをペンFで使ってみた。ペンFのレンズは物凄くシャープなので、とてもハーフ判とは思えないような高精細な画像が得られる。120フィルム同様、ミクロファイン1:1希釈液で現像してみた。硬調すぎず良い具合だ。

オリンパス ペンF ズイコー38mm F1.8
ネオパン 100 ACROS ミクロファイン1:1希釈 20℃

画像クリックで拡大(852 x 1280 ピクセル)




今回撮影したフィルムの中で、ピントが甘いコマがいくつかあった。この前、家の中でペンFを床に落としてしまい、外傷は無いがなんだか気になる。一応、ピントをチェックしてみたが無限遠、中距離、近距離ともファインダー像とフィルム面との間でピントの差はなく、問題は見あたらなかった。この方法は、マイクロプリズムのスクリーンを使っているのでかなり正確にピントをチェックできる。

OM用のスクリーン(透過マイクロ)をフィルム面に置いてファインダー像と比較。

2009年3月7日土曜日

伊豆大島・三原山

連休がもらえたので一人で伊豆大島へ出かけた。三原山の裏砂漠を歩き、RB67で撮影するのが目当てだったが、生憎の悪天候のため、今回はたどり着くことができなかった。2006年4月に開通した月と砂漠ラインは島一周道路から裏砂漠へ通じる3kmの道路で、ここを通って車で裏砂漠へ入るつもりだった。しかし、レンタカー屋の方の話では、この道は非常に細い道で対向車との交差が出来ず、対向車が来ると長距離をバックで戻らなくてはならず、また三原山の東側半分は携帯電話が一切通じず、スタックした場合3時間以上かけて徒歩で助けを呼びに戻る必要があるという。このため、現状は車両全面侵入禁止となっているという。また、裏砂漠は実は私有地であるため、映画などの撮影で立ち入る場合は、役場からの立会いも必要になるそうである。なお、登山道を通っての徒歩での浸入には制限はない。今回、テキサスルートと呼ばれている裏砂漠を通るルートを使い、徒歩でのアクセスを試みたのだが、登山道の入り口から30分程歩いたところで雨や雪に見舞われ、砂漠に入ること無くやむなく引き返したのだった。前日は好天だったので三原山山頂からベルビアで裏砂漠を撮影したものがある。これの上がりを楽しみにしている。モノクロは、ACROSフィルムをEI100で撮影し、帰ってからミクロファイン1:1希釈液にて現像した。今回はなかなか良い調子だ。




Mamiya RB67 SEKOR C 65mm F4.5
ネオパン100 ACROS(EI100で露光) ミクロファイン 1:1希釈 20℃ 13分
CanoScan 8800F 2400dpi

2009年2月22日日曜日

ACROSとミクロファイン

ACROSが使いこなせない。微粒子でヌルッとした階調の画像が欲しいが、EI100で撮影し、SPD 1:1希釈液で現像したネガは、微粒子だが硬調過ぎる。しかも、1絞り半分ぐらいネガが薄い気がする。薄いのがいけないんじゃないかと思ったので、今日はACROSを1段オーバー(EI50)で撮影し、ミクロファイン原液で所定時間現像することにした。そしてかなり濃い目のネガができた。だが、空の部分は粒子が荒れてしまった。やりすぎるとひどく荒れるみたいだ。多分撮る時はISO100のまんまでいい。でもまだコントラストが高い。今度はちゃんと所定のISO100で撮って、ミクロファインも原液じゃなくて1:1にしよう。調子に乗って35mmのACROSも買ってきてしまった。135判は400PRESTO一筋だが、ACROSはハーフで使ってみたいのだ。なんとか使いこなさなくては。




Mamiya RB67 SEKOR C 65mm F4.5 F11~F16
ネオパン100 ACROS(EI50で露光) ミクロファイン 21℃ 9分
CanoScan 8800F 2400dpi

2009年2月19日木曜日

RB67のストラップ

先日、中野のF店J館でRB67のストラップを探してみたが見つからなかった。アクセサリーといえば四谷のG店しかない。ちょうど四谷と御茶ノ水で見たい写真展があったので、出かけたついでにG店へ。RB67用のストラップは無かったが、645用だという品をいただいてきた。RBの金具には軸が丸い古いタイプと新しい四角いタイプがあるようで、逆は駄目らしいが、このRBのように丸いタイプなら角型用のストラップも問題なく取り付けることができる。


マミヤストラップ(645用) 800円(四谷G店)
黒いナイロンベルトにビニール製の肩当て。ストラップはこういう限りなく地味なのが好きだ。






RBは重いので置いて行った。RICOH R8にて

2009年2月13日金曜日

SEKOR C 65mm F4.5と中国製三脚のテスト

SEKOR C 65mm F4.5の前面の化粧リングが、変形したフィルタースレッドにガチガチに食い込んで外れなくなってしまった件は、結局、化粧リングの一箇所をルーターで切断して取り外すことになった。なんとか元の位置に戻し、キャップも使えるようになったのでテスト撮影をしてみた。逆光で僅かにコントラストが低くなるが、俺には十分な性能だ。特にカビを清掃する必要は無い。127mmよりも、やっぱりこっちの65mmの方が使いやすい。(127mm=135判62mm相当/65mm=135判32mm相当)ただ、どちらがシャープかといえば127mmの方になる。







Mamiya RB67 SEKOR C 65mm F4.5 全部F11
ネオパン100 ACROS スーパープロドール1:1 20℃
CanoScan 8800F 2400dpi

中国製三脚、VANGUARD Elite 4Sの様子

ISO100なら、日中屋外で手持ちも可能だが、日陰では厳しくなる。この前の新しい三脚、中国製のVANGUARD Elite 4Sを使ってみた。大きさの割には軽く、脚が太くてしっかりしていて、レバーロックも操作しやすい。クイックシューやセンターポールにもガタは無く、ブランドイメージとは裏腹に操作性は好印象だ。雲台をがっちり止めるには、ハンドルを強めに締める必要がある。販売店の案内によれば、グリスを抜くといいらしいが、緩めたときのヌメリは悪くないので、ビデオ用に使うことも考えてグリスを抜くのはやめておこう。

2009年2月11日水曜日

RB用SEKOR C 65mm F4.5

RB67用のフード等を探しに行ったところ、ジャンク品RB用SEKOR 65mm F4.5を発見。店頭でシャッターや絞りに異常がなくクモリもない事を確認した上で確保。俺には127mmはちょっと狭く、ちょうど50mmか65mmを探していたところだった。今までノーマークだったが、実はRBのレンズはいっぱいあるみたいで、標準の127mmや90mmが数本あり、どれも三千円程度だった。

SEKOR C 65mm F4.5 4,200円
RB 65mm用フード 315円
RB 127-250mm用フード 315円
77mmフロントキャップ 315円
リヤキャップ 315円
(中野区F店J館)

持ち帰って見てみると何かちょっと変。フローティングの目盛りが60度程ずれている。実はこの部分、値札が貼ってあって回らず、よく見なかったのだ。フローティングのヘリコイドの回転角は正いようで、回すと内部の玉もそれらしく回転する。おそらくフローティング機構自体は問題ない。

レンズを拭いてみると、前玉・後玉表面に微キズが少々。画像には関係ないだろう。前から2枚目の玉の端にちょいカビ。こんなのは絞れば問題ない。

やめとけば良かったのだが、フローティングの目盛の角度をを直そう&前玉を外してカビを取ろう、と思い、化粧リングを外そうとしたところ、フィルタースレッドが変形していていて、化粧リングが途中で引っかかってしまった。固くて外れない。戻そうにも戻らない状態に。うーむ。フードはかぶせ式なので取り付けることができるが、このままではキャップがはまらない。なお、この作業中、固定されている鏡筒の先端が回ってしまい、結果的にフローティングの目盛は何とか正しい位置に訂正できた。化粧リングどうしよう。これだけ浮いているので、一箇所切断してしまえば簡単に外せると思う。とりあえずこのまま使ってみよう。