2009年1月16日金曜日

B&Hからレンズが届いた。

1月9日夕方にアメリカのカメラ屋「B&H」に注文した、AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED が今日届いた。今回、注文が週末だったので到着までに9日間かかったが、週の初めに注文すればその週の内に届くのだろう。金額については以下のとおり。
B&H 本体 459.95 USD (41,556円)
B&H 送料 41.75 USD (3,772円)
B&H 合計 501.7 USD (45,328円)
クレジットカード会社の換算レート 90.35円:クレジットカード請求額 45,328円
関税 0円(カメラ・レンズは非課税)
消費税 1,000円

地方消費税 200円
合計 46,528円

kakaku.com での最安値は現在58,130円なので、それよりも11,602円安く買えたことになる。
B&Hの梱包は十分で、商品にも多分問題はない。通常の国際保証書のほか、Extended Service Coverageというカードが付いており、10日以内に登録すればUSA限定のプラス4年保障がつくらしい。ユーザー登録すると5千ドルもらえるかも?とかいう内容のキャンペーン用紙も入っていたが、キャンペーン終了日は2007年末となっていた。このレンズは2008年3月発売のはずだが、なぜ期限切れのキャンペーン用紙が入っていたのだろうか。

シリアル番号の頭には、USが付いている。

D700装着状態。ナノクリスタルコートのレンズに保護フィルターを付けると性能を損なうというが、フィルターなしで使うなんてとんでもない。俺はボロいレンズでも、中古のNikonかKenkoのUVフィルターを付けている。今回は俺にはかなり高級なレンズだ。あらかじめマルミのDHGプロテクターをAmazonで購入してあったので持ち出す前にすぐに装着。

2009年1月10日土曜日

AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED

世話になったD80をドナドナした。そのお金をちょっと使い込んでしまい5万円しか残っていないが、これでAF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G EDを買うことにした。5万円では日本で買うのは無理なので、ニューヨークのカメラ屋B&H Photo Videoの通販で買うことにした。本体459.95$+送料41.75$である。正確な金額はクレジット決済の明細と運送会社への支払い金額(関税・消費税)を見るまで分からないが、諸経費を含めた予想金額は49,060円で、価格比較サイトの最安値より9,000円程度お得である。
70-200/2.8Gや14-24/2.8Gなどは国内価格と3万円近くの価格差が生じるため、B&Hから買ったという商品をオークションで転売しているケースを見かけるが、ウォッチしてみると順調に落札されているわけではないようだ。そりゃ当たり前である。誰でも通販で買える店なのだ。商品説明に店名を書いてしまえば、もろにネタバレである。入札対象者は、海外通販に抵抗のある人だけに限定されてしまう。
なお、B&Hではメーカー正規輸入品(USA)と平行輸入品(imported)の両方が売られている場合がある。前者はメーカー保障付き、後者はお店による保障となっている。ニコン製レンズのメーカー保障は国際保障のため、同価格の場合は迷わず前者を購入するのが良いとされている。ニコン製カメラボディはUS国内保障のため、どちらを選んでも保障期間内の修理はUSへ送らなくてはならないと思われる。なお、ニコンUSAが販売する商品は、シリアルナンバーの前にUSが刻印されているはずだが、importedの場合は定かではない。ちなみに俺のAF 50/1.4DもUSである。

2009年1月8日木曜日

たたりじゃけむり

明治神宮へ初詣に行った帰り、青山こどもの城のイベント店で入手。20円。地方や年代によって呼び方が異なるらしいが、現代では「妖怪けむり」というのが一般的らしい。俺が子供の頃は、八ツ墓村をモチーフにしたドリフのギャグが流行していて、「たたりじゃけむり」と呼ばれていた。俺の記憶では商品にも確かにそう印刷されていたのだが、ネット上で探したところ、そう呼んでいた人々は確認できるものの、「たたりじゃ」の画像は見当たらなかった。



俺が子供の頃は、これで指をピタピタしながら「たたりじゃー!」と叫ぶのが正しい遊び方だった。

1月3日の明治神宮
D700 AF50/1.4D

元日に比べれば人出は幾分か少ないのだろうが、それにしても人多過ぎだ。賽銭箱の前は多数の警察官がガードしており、地べたのお金を拾って儲けるのは無理だ。ていうか、人の流れでもみくちゃになり、自分の賽銭を入れる事すら困難なので、しゃがんだりする事自体が非常に危険。それこそ祟りに合うだろう。

2008年12月27日土曜日

エツミ ドームスタジオM

小物を撮影するためのグッズ、エツミ ドームスタジオM(3980円:ヨドバシ)を購入。同種の商品の中では、最も取り扱いが楽な構造なのだが、この商品、付属のバックスクリーンが青・緑のリバーシブルのみで、グレーが別売(1980円)なのが超難点である。青や緑は切り抜く場合を想定しているのだろうが、写りこんだり透けたりする被写体には使えないし、切り抜かない場合、色が下品すぎてバックにはおかしい。付属のバックスクリーンの片面は、グレーか白であるべきだ。仕方なく、別売りのグレーのバックスクリーンも購入。(1980円:ヨドバシ) しかしまたこれがまた、値段の割には粗末である。ロール状態で売られているが、広げると縦横に折目が数箇所あり、アイロン掛け無しでは使えない。裏面は一応白色だが、布目が粗い。本体そのものは便利な形状だが、商品としては減点だらけである。

D700内蔵フラッシュ直射
AF 50mm F1.4D ISO200 F8 1/250秒
バックスクリーンはアイロン掛けをしても折目が完全に取れず、
布の中央にうっすら縦の折目が写っている。

ドームスタジオM使用。
D700の内蔵フラッシュの光量を最小(1/128)に設定し、
小型スレーブフラッシュ(ヒカル小町)をドームスタジオの真上、約50cmから照射
。

D700の内蔵ストロボ(1/16発光)+ケンコー影とりで、正面からの補助光を追加。


実際に使ってみると、食卓用のアレとは異なり、ドームを開くのはヒモを引くだけでは無理だ。完全に閉じた状態からヒモを引いても何だか引っかかって開こうとしない。どうやら、ヒモは無視し、あらかじめそれらしい形に開いた上でヒモを引いて固定するというのが正しい手順のようだ。閉じた状態でも骨がまっすぐではなく湾曲しているので、開きにくい上、閉じてもグズグズな状態になり傘のように細く巻くことはできない。バックスクリーンの取り付けも面倒だ。バックスクリーンは、微妙なシワやたるみが影になって写り込み易く、目立たないようにするにはかなりの調整が必要である。上端の骨をパイプ状の丈夫な物に変更し、ドームの内側にフックで引っ掛けるような構造にすればたるみも出にくいと思うし、 ドーム背面の開口部も不要になるはずだ。しかもスクリーンを巻いて収納する際にもパイプのような軸があった方が巻きやすく、シワになりにくいはずなのに。ううむ。なぜそうじゃないのか大いに疑問である。
撮影してみたところ、フラッシュ1灯ではドーム全体に光が当たらず、正面には光が回らないようだ。かと言って、一番下のように単純に正面から補助光を追加しただけではいまひとつだ。照明にはデスクスタンドや窓際の自然光が向いているのかもしれない。まあ、そこらへんは使い方次第ではあろう。

2008年12月21日日曜日

D700+EL-Nikkor+ベローズでフィルム複写

前回、D700+マイクロ55mm+ベローズで135版モノクロネガを複写してみたが、D80では完璧だったAiマイクロニッコール55mm F3.5も、フルサイズのD700では像面湾曲によると思われる周辺画質の問題が判明した。この次のバージョンのAiマイクロ55/2.8から近距離収差補正機構が採用されているが、それは持っていない。試しにマイクロ55/3.5をリバースしてみたが、倍率が大きすぎてベローズが使えかった。また、AF 50/1.4Dも試してみたが、これも全群繰り出しなのはもちろん、接写など考慮されていないレンズなので、像面湾曲に加え、樽型の歪曲も出てしまう。他に使えそうなレンズは、2本のEL-Nikkorしかないのでこの2本でテストしてみた。

前回と同じ元画像

上段 EL-Nikkor 50/2.8 F16
下段 EL-Nikkor 80/5.6 F16
D700 +ベローズ+スライドコピア
ピクチャーコントロール:モノクロ/コントラスト:標準/輪郭強調:標準+2
ネガポジ反転後、ヒストグラム上下の空の部分を削除し、ガンマその他は無調整。

EL-Nikkor 50/2.8は、像側(後玉側)のイメージサークルは135判用だが、本来引き伸ばし用なので、等倍などという使い方は想定されていないと思う。(普通ベタ焼きサイズの引き伸ばしなんてしない)
このレンズの最小絞り F16まで絞っているが、周辺画質は良くない。周辺部も含めるとEL-Nikkor 80/5.6の方がいい。このEL-Nikkor 80/5.6は、かなりコンディションの悪い玉だが、絞れば十分使えるのが分かったが、反転画像のハイライト部に気になる影が。このレンズ、前玉のコーティングが粗末なため、どうも前玉の反射がフィルム面に写り込んでいるようだ。ううむ。まあいいか。あんまり追求しても仕方ない。フィルムなんぞ使わずとも最初からD700で撮った方が早いのは分かっている。

2008年12月19日金曜日

D700+マイクロ55mm+ベローズでフィルム複写

以前からD80でやっていたのと同じ方法でD700を使って135判モノクロフィルムを複写してみた。D80の場合倍率の関係でベローズが使えず、接写リングを使う方法だったが、D700はフルサイズなのでベローズが使える。D700にマイクロニッコール55/3.5とベローズ、スライドコピアを取り付ける。絞りはF8でいこう。D80でこういう作業をやると、ファインダー視野率の問題でフレーミングに苦労した。D700のファインダー視野率はD80と変わらないが、こういう作業では、かわりにライブビューが使えるので、完璧なフレーミングもたやすい。

セッティング状態。このレンズは近距離収差補正機構がないのでピントリングは無限遠。
ベローズをほんの少し伸ばして等倍。


元画像:F3HP ニッコールオート UD 20/3.5
ネオパン 400PRESTO ISO1600増感


複写した画像:上から、左下・中央部・右下
なんてこった。D700で複写した画像は、周辺部がボヤボヤだ。スライドコピアは同じ物なのでフィルムの平坦性による問題ではなさそうだ。ううむ。コマなどによる像の流れというよりも、像面湾曲によるボケに見える。周辺部がだめというよりも、むしろ、まともに解像しているのはそれこそDXクロップ枠程度の中央部分だけである。おかしい。マイクロ55mmで周辺部がこんなにボケるとは。セッティングの問題だろうか。

2008年12月17日水曜日

周辺光量と像側テレセントリック性

「デジタルカメラのセンサーはその特性から、レンズを通して入ってくる光をフイルムに比べて真っ直ぐにあてる必要がある」という。フィルム用に設計された、像側テレセントリック性が考慮されていないレンズでは、撮像素子の受光部が表面のマイクロレンズよりも奥まっていることによるケラレ生じるため、激しい周辺光量落ちが起こると言う。俺にとっては周辺光量低下もレンズの大事な味のひとつで、それがフィルムの場合と同じ原因で起こるものなら受け入れられるが、デジタル固有の現象は受け入れがたい。実際のところ、D700でニッコールUD 20mm F3.5という40年近く前に作られた非常に古いレンズを使っているが、フィルムに比べて周辺光量落ちが激しいとは感じない。ホロゴン*のような光学系でもなければ、周辺光量落ちの原因は主に口径食である。口径食による周辺光量低下であれば、絞ることによって改善される。最後の写真を見ていただきたい。UD 20mm F3.5をF16まで絞って撮影したものだ。非CPUレンズのため、D700のヴィネットコントロール機能は働いていないが、このレンズの場合、絞り込むことで周辺光量を十分に確保することができ、デジタル固有の不利はないように思う。Fマウントのようにフランジバックの長い一眼レフでは、像側テレセントリック性の有無が周辺光量に及ぼす影響など無視していいのではないだろうか。*レンズ後端からフィルム面までの距離が非常に短いため、光軸からの角度と画面中央からの距離の相乗効果(コサイン4乗則というらしい)で、画面周辺部で著しい光量低下が起こる。

Nikkor-UD Auto 20/3.5 FISO400 5.6 1/30sec

Nikkor-UD Auto 20/3.5 ISO800 F3.5 1/320sec

Nikkor-UD Auto 20/3.5 ISO400 F3.5 1/50sec

Nikkor-UD Auto 20/3.5 ISO400 F3.5 1/320sec

Nikkor-UD Auto 20/3.5 ISO200 F16 1/100sec

2008年12月12日金曜日

D700 旧ニッコール三昧

D700と旧ニッコールを連れて近くの森を散策。紅葉する木はほとんど葉を落としてしまった。誰も入り込まない公園の隅っこへ入り込むと、花札の絵のような渋い風情の枯野がある。枯葉を踏みしめながら独り歩く。昨日と同じ公園。今日はずいぶん暖かい。
オートの35mm F2.8で一回りした後、風のないところに座り込んでオート20mm F3.5に交換。いずれのオートニッコールも2段も絞ればコントラストもシャープネスも抜群で、現代のレンズと変わりない。しかしまた、開放付近の球面収差を味わうのも悪くない。直入射光によるゴーストやフレアだって必ずしも悪者ではない。また一回りして同じ場所に座る。外でレンズ交換するのは気を使う。持ち歩いているブロワーでマウント周りの埃を飛ばし、Ai 80-200/4sに交換する。このレンズ、名玉には違いないが、D80では軸上色収差と思われる中央部での色滲みが気になった。画面サイズの違いのせいか、D700ではあまり気にならない。D700は倍率色収差を自動補正するというが、この機能、OFFにすることができないので、これが効いているせいかどうかは不明。

Nikkor-S Auto 35/2.8 F8 1/125

Nikkor-UD Auto 20/3.5 F8 1/320

Nikkor-UD Auto 20/3.5 F4 1/2500

Nikkor-UD Auto 20/3.5 F8 1/400

Ai Zoom-Nikkor 80-200/4S F8 1/400

Ai Zoom-Nikkor 80-200/4S F8 1/200

2008年12月11日木曜日

AT-X124@FX

DX用のトキナーAT-X124(12-24mm F4)をFXフォーマットのD700で試す。DXでは非常にシャープでディストーションも周辺光量低下も少ない非常に優秀なレンズだ。D700の場合、18mm付近でイメージサークルが対角線いっぱいになりケラレがなくなる。撮影時には気付かなかったが、18mm付近ではケラレは無いものの、周辺部の描写に流れが残る。周辺部も含め、満足に使用できるのは20mm付近になると思われる。



D700 AT-X124 ISO200 WB:デイライト
ピクチャーコントロール:SD アクティブD-ライティング:オート

3枚目の画像の右上部分
ズームリング18mm付近で撮影(
F8 )。ケラレはないが、像の流れが残る。

東レ エクセーヌ製インナーバッグ

いかにもカメラが入っています、といった風情のバッグはあまり好きでは無い。普段カメラを持ち運ぶときは、普通のバッグに入れているので、カメラを保護するためにはインナーバッグがあると便利だ。最近は100円ショップのスポンジ袋を使っていたが、以前、裏地の無いスエード製のバッグにカメラを入れていて、実はこれが一番具合が良かった。カメラバッグの内側は通常、がさついたナイロン生地であるものが多い。それに比べ、スエードは柔らかく毛羽立っているので、万一埃や砂粒が入り込んだとしても、表面の繊維がそれらを取り込んでしまうので、カメラやレンズを傷付ける心配が少ない。手垢などの油分を良く吸い、バッグに入れているだけでカメラがきれいになる。しかし良いことばかりではなく、天然素材なのでカビの心配もあり、古くなって洗濯すると埃や粉も出る。スエードに似たものでセーム革があるが、面積あたりの値段が高く、また薄手なのでインナーバッグの材料には向かない。セーム革もまた、乾燥すると粉が出るし、天然素材なのでカビの心配もある。インナーバッグの材料としては、洗車用の人工セーム革が第一候補だったが、それに代わる良い材料を発見した。
東レのエクセーヌというスエード調の人工皮革である。中野の生地屋さんで発見。1メートルで1,780円。ポリエステルのようなものが原料なので、カビの心配は少なく洗濯も可能。厚手なので衝撃吸収力があり、表面の極細繊維は埃や油分を良く吸いとる。スエードやセーム革に比べ乾燥にも強く、布自体から埃や粉も出ない。
非常に立派な生地なので本格的なバッグも作れると思うが、俺にはそこまでの技術が無いのと、内側だけこの素材であれば十分なので、袋状に縫い合わせただけのものを作り、インナーバッグとして使うことにした。使用前に埃取りのつもりで一度洗濯してみたが、柔軟仕上剤を入れたおかげか、がさつくこともなく、元の風合いのままである。