以前からD80でやっていたのと同じ方法でD700を使って135判モノクロフィルムを複写してみた。D80の場合倍率の関係でベローズが使えず、
接写リングを使う方法だったが、D700はフルサイズなのでベローズが使える。D700にマイクロニッコール55/3.5とベローズ、スライドコピアを取り付ける。絞りはF8でいこう。D80でこういう作業をやると、ファインダー視野率の問題でフレーミングに苦労した。D700のファインダー視野率はD80と変わらないが、こういう作業では、かわりにライブビューが使えるので、完璧なフレーミングもたやすい。
セッティング状態。このレンズは近距離収差補正機構がないのでピントリングは無限遠。
ベローズをほんの少し伸ばして等倍。
元画像:F3HP ニッコールオート UD 20/3.5
ネオパン 400PRESTO ISO1600増感 複写した画像:上から、左下・中央部・右下
なんてこった。D700で複写した画像は、周辺部がボヤボヤだ。スライドコピアは同じ物なのでフィルムの平坦性による問題ではなさそうだ。ううむ。コマなどによる像の流れというよりも、像面湾曲によるボケに見える。周辺部がだめというよりも、むしろ、まともに解像しているのはそれこそDXクロップ枠程度の中央部分だけである。おかしい。マイクロ55mmで周辺部がこんなにボケるとは。セッティングの問題だろうか。
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