昔は、ガラス板にろうそくの煤(すす)を付けたり、プラスチックの黒い下敷きを使ったりして観察した記憶があるが、現在ではそれらの方法は、紫外線や赤外線の減光が不十分で危険だということで、やってはいけないと言われているらしい(国立天文台)。フィルムを使う方法は、白黒に限り大丈夫だと案内しているところが多いようだ。
日食を見るにはちゃんと専用のメガネやNDフィルターがあるが、そういうのをわざわざ買うのももったいないし、せっかく白黒フィルムもあるのでメガネを自分で作ることにした。
※モノクロフィルムを使う方法の安全性については疑問が残るので使用についてはあくまで自己責任
フィルターには普通に現像・定着処理したネオパンのベロに近いところを使う。ボール紙は、L判インクジェット写真用紙のパッケージに入っている厚紙を半分に切ったものがちょうど良かった。ボール紙の台紙に穴を開け、フィルムを貼る。瞳孔間隔65mm、片目の穴幅は20mmに。大人も子供も使える。
フィルム1枚では蛍光灯が見える程度。2枚では蛍光灯は見えない。日食を見るには2枚重ねの方が安全かも知れない。上の2枚を貼り合わせ、墨を塗って完成。
フィルム1枚では蛍光灯が見える程度。2枚では蛍光灯は見えない。日食を見るには2枚重ねの方が安全かも知れない。上の2枚を貼り合わせ、墨を塗って完成。
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