AF-S Micro 60/2.8Gを持って公園へ。このレンズは、撮影距離によってファインダー内に表示されるF値が変化する。インナーフォーカスなので、撮影距離によって焦点距離が変化し、実効F値が変化するのだ。開放の場合、数十センチの距離ではF3.0~F3.5程度、等倍付近ではF4.8程度になる。SWMのフォーカスは超速いが、逆光では外しやすい。問題のナノクリ効果だが、条件によってはもちろんゴーストやフレアは出る。しかし、逆光時にクリアーなのがファインダーで分かる。
こういう条件ではフレアやゴーストは出ない。太陽がフレームから外れたあたりで激しいフレアが起こるが、他のレンズに比べるとコントラストの低下が少なくコーティングの良さがうかがえる。暗い緑色のゴーストが出る場合もあるが、古いレンズに比べればずいぶん良好だ。
開放~F4までは周辺光量が不足するが、F5.6まで絞るとほぼ解消する。開放から完全にシャープなレンズなので、周辺光量を確保するためだけに絞るのはもったいない。こういうレンズのためにヴィネットコントロールがあるのだろう。
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