Nikon D700, Nikkor-UD Auto 20mm F3.5, SC72フィルター使用(富士フイルム)
ピクチャーコントロール[LS] ISO200 F11 10秒
ホワイトバランス:雲の部分でグレーポイント指定
ホワイトバランス:雲の部分でグレーポイント指定
ホワイトバランス補正前の画像
ピクチャーコントロール[LS] ホワイトバランス:晴天(5200K)
フィルター無しの通常画像
ピクチャーコントロール[LS] ISO200 F11 1/320秒
ホワイトバランス:晴天(5200K)
ホワイトバランス:晴天(5200K)
Nikon D700, Nikkor-UD Auto 20mm F3.5, SC72フィルター使用(富士フイルム)
ピクチャーコントロール[LS]/[VI] ISO200/400 F11 10秒
メーカーのデータシートを見るとSC72は可視光線の内、700nm付近の赤色光については透過させるものの、IR76に比べるとカットする波長が違うだけで、カーブの具合もほとんど変わらない。透過限界波長よりもずっと波長が短い緑や青の透過率については、SC72もIR76も0%となっていて、SC72がIR76に比べ、より青や緑を透過させる性質があるなどとは書いてない。つまり、SC72を使ったデジカメ画像に青や緑が再生される理由については、はっきり説明することができない。しかしながら、今やっていることは、そもそもセンサーに赤外カットフィルターが装着されているデジカメに対して大量露光を行ない、デジカメ側のフィルターがカットしきれない僅かな漏れ光線を使って赤外画像を得ようとしているのである。この成果を期待するならば、デジカメに使われている赤外カットフィルターと同じ光学フィルターであるSC/IRフィルターもまた、大量露光によってバンド外の可視光線を一定量透過したとしても責める理由はないし、不思議にも値しないのである。SC/IRフィルターにとっては、こともあろうに赤外カットフィルターが装着されているデバイスに対して使用されるというのは想定外であるに違いない。
前回は35mmレンズとゼラチンフィルターホルダーAF-1(52mm径用)を使ったが、今回は20mmレンズなので別のホルダーを使った。フィルター径72mmの20mm広角レンズに、76mm角のゼラチンフィルターを使うのは元々無理があるのだが、77mmかぶせ式のマミヤRB用ホルダーならなんとかいけそうだったので、これを72mm→77mmのステップアップリングを使って装着して使ってみた。撮影画像を見ると両端がケラレているが、ホルダーの中枠を削ればいけそうな気がする。なお、今回は赤外指標によるピント補正を行なっていない。可視光線による像も含まれているのと、20mmレンズで絞り込んでいるせいだと思うが、ピント補正を行なった場合もあまり差はなかった。
前回は35mmレンズとゼラチンフィルターホルダーAF-1(52mm径用)を使ったが、今回は20mmレンズなので別のホルダーを使った。フィルター径72mmの20mm広角レンズに、76mm角のゼラチンフィルターを使うのは元々無理があるのだが、77mmかぶせ式のマミヤRB用ホルダーならなんとかいけそうだったので、これを72mm→77mmのステップアップリングを使って装着して使ってみた。撮影画像を見ると両端がケラレているが、ホルダーの中枠を削ればいけそうな気がする。なお、今回は赤外指標によるピント補正を行なっていない。可視光線による像も含まれているのと、20mmレンズで絞り込んでいるせいだと思うが、ピント補正を行なった場合もあまり差はなかった。
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