2012年7月22日日曜日

Reflex-Nikkor 500mm F8 <New>テスト その1

昨日は雨で出かけることが出来なかった。うわ。今日もすこぶる天気が悪い。小雨がぱらつく中、Reflex-Nikkor 500mm F8 <New>のぶっとい鏡筒を握り締めて出発。駄目だ。遠景は霞んでいてまともな画像が撮れない。どうしてこう、週末だけ天気が悪いのだろう。

最短撮影距離(1.5m)で撮影(ノートリミング)。
このレンズの最大撮影倍率は1/4倍でテレマクロ撮影が可能だが、
被写界深度は無いに等しく、ピント合わせは困難を極める。
 近接撮影では比較的穏やかなボケ。
 
ピクセル等倍。ややきもい。
500mmの超望遠レンズを目前の草むらに向ける。
通常の超望遠レンズでは不可能な至近距離撮影が出来るのもミラーレンズの特徴。


 撮影距離約2.5m。背後にリングボケが確認できる。
 ピクセル等倍。

 天気が悪く、遠景での画質の評価は不可能。



 ピクセル等倍。色収差がない。
 Reflex-Nikkor 500mm F8 <New>, Nikon D800E
ISO400 ピクチャーコントロール:[SD]スタンダード
すべて三脚使用・ミラーアップ

2012年7月21日土曜日

レフレックス再び Reflex-Nikkor 500mm F8 <New>

3年ほど前に、旧タイプのReflex-Nikkor-C 500mm F8をしばらく使っていたことがある。そのレンズは、入手時におかしな調整がされていたため、西大井のK店へ持ち込んできちんと再調整してもらったが、ライブビューで拡大してピント合せをしている時に、同じ被写体の縦線と横線とでは最適なピント位置が違っているのを見つけてしまった。ミラーレンズのシャープネスに対して過度な期待は差し控えるべきであることは重々承知してはいるものの、画質的にはどうにも厳しいものがあり、程なく手放してしまった。その苦い経験から、ミラーレンズには二度と手は出さないことを心に誓った筈だったが、忘れた頃にまたミラーレンズの神秘的な魅力にとりつかれてしまった。


Reflex-Nikkor 500mm F8 <New>
54,000円(中古)

オークションにてReflex-Nikkor 500mm F8 <New>を入手。HDDを増設する予定だったが、予算をこっちに回してしまった。このレンズ、中々良いものがなく、先日中野F店で2本あったものを見せてもらったところ、2本ともシリアルナンバーがかなり古く、1本は後部フィルターが欠品、もう一本はサイズ違いの後部フィルターが裏返しに無理矢理はめ込まれて取れなくなっていた。Reflex-Nikkor 500mm F8 <New>はオークションでも数多く出品されてははいるが、コンディションの推定がつかないものが多い。商品説明や画像で後部フィルターの存在が確かなもののうち、シリアルナンバーがせいぜい新しいものを一か八かで思い切って落札してみた。シリアルナンバーにこだわっているのは、後期のものはコーティングがNICからSICに変更されているからだ。入手した品はシリアルナンバーが201xxxであった。正確な製造年月は不明だが、製造期間と生産本数から単純推定すると製造年月は1996年7月となる。SICレンズが登場したのが同年の1996年と言われており、このレンズがNICなのかSICなのかは極めて微妙で、ぶっちゃけわからない。多分違う気がする。届いたレンズは非常にきれいな品で、三脚座やマウント金具にもスレがなく使用感はほとんどない。ピントリングの粘りも良く、カメラ店の出品だからなのか、レンズ表面やマウント面などもきれいにクリーニングされていた。早くテストがしたいが、明日は雨らしい。

2012年7月11日水曜日

タニシの卵

水槽のガラスに何かが付着しているのを発見。卵だ。直径0.5mm程でミジンコと同じくらいの大きさだ。メダカの体長はまだ1cmくらい。他にこの水槽にいるのは小さなタニシとミジンコ、それにゾウリムシやツリガネムシだ。卵の持ち主は*タニシに違いない。


上にいるのはミジンコ。
ミジンコはペンギンみたいな形だと思っていたが、こう見るとなんか違う。

Nikon D800E, Ai Micro-Nikkor 55mm F3.5(リバース・接写リング使用)
ISO100 F8 ストロボ使用。画像は撮影画像中央部から1024x683ピクセルを切り出したもの。
画像クリックでピクセル等倍画像を表示

タニシは体長1cmにも満たない大きさだが、卵を産むということはこれで成体らしい。下の写真のような照明にするとポツンポツンと黒い目があるのが分かる。顔も成体と同じみたいだ。

*これまでタニシと呼んでいたが、子供が小学校で得た新情報によると、どうやら「サカマキガイ」 という生物であるらしい。写真の卵はまもなく孵化した。現在、ミジンコ大の「サカマキガイ」が大量発生しメダカの水槽の内側を這い回っている。早いうちに一度水槽を空にして駆除しなければ、間違いなく大変なことになる。

2012年7月4日水曜日

タニシの顔

子供が学校の理科室からメダカを3匹もらってきたという。ペットボトルの中に、小さなタニシがいた。メダカの体長は1センチくらい。小さすぎてボウフラのようだ。透明なのでよく見えない。どちらかといえば、水草にくっついていたこの小さなタニシの方が面白そうだ。

 AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED, Nikon D800E
上の画像をピクセル等倍でクロップ(1024x683pix)

良く見るとカタツムリのような顔をしているようだ。いや、タニシに顔なんかあったか?貝に顔なんかあるのか?カタツムリも貝だったっけか?良く分からない。そもそもこれはタニシなのか?子供に尋ねると、これはタニシだという。俺が田んぼや用水で見たことがあるのはこんなじゃなかったと思う。もっと大きかったし、顔なんて多分なかったというか、顔は見たことがない。水槽からスプーンで取り出して、もっと拡大してみる。



Ai Micro-Nikkor 55mm F3.5(リバース), Nikon D800E
ISO100 F8 ベローズ・ストロボ使用
上の画像をピクセル等倍でクロップ(1024x683pix)

Ai Micro-Nikkor 55mm F3.5をリバースし、ベローズをいっぱいに伸ばして拡大してみた。倍率は良く分からないが、タニシの殻の長さが5mmくらいなので5倍くらいだろうか。ヒゲのような突起物は触手だろうか?カタツムリは頭部の突起物の先端が球状になっていてそこに目があるが、こいつは違う。頭部(なのか?)の二つの黒いポッチは目に見える。目があるということはこれが顔だ。口は底面にあるんだろうか。水草かプランクトンでも舐めて食っているのだろうか。