2012年10月22日月曜日

AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VR IIのテストその3

ボディと一緒にSCで二度確認してもらい、さらに工場で解像力チェックしてもらったAF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VR IIだが、これで正常範囲内だという。このレンズには16群21枚という、ものすごい枚数のレンズ使われていて、後群の一部はVRモジュールにもなっている。それに加え、ズームとインナーフォーカスで内部のユニットは非常に複雑な動きをしなければならない。調整しようにも機械的な限界はあるだろうし、仕様上の限度もあるだろう。だが、やっぱり左端に比べるとやはり右端はずいぶん甘くないか?中央からやや右へ行ったあたりで既に怪しく、右端では相当ひどいボケになっている。左右同じなら納得するが、左がよく写るだけにどうしても中央から右半分の甘さが気になる。

画像A
画像クリックにて元画像(7360x4912)を表示します。 
AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VR II, Nikon D800E
ISO100 f=70mm, F5.6, VR:OFF 三脚レリーズ使用・ミラーアップ
中央フォーカスエリアの位置にてコントラストAF

 画像B
画像クリックにて元画像(7360x4912)を表示します。 
フォーカスはそのまま、カメラを少し右へ向けて撮影。

  画像クリックでクロップしたピクセル等倍画像を表示します。

同じ建物を拡大してみると、レンズの右側でたもの(画像A)と左側で写したもの(画像B)との差がはっきり分かる。

1 件のコメント:

extreme_tk さんのコメント...

はじめまして。
私はD800のAF不具合で2度修理に出しましたが直らず
規格を満たした正常品とされ
その後の問い合わせは無視されてしまいました。
不良品を入手してしまうとなかなか認めてもらえず大変ですね…。