2008年6月10日火曜日

F.Zuiko 38mm F1.8用フード

マルチコートや内面反射防止対策が十分な現代のレンズでは、前玉に横から陽が射した程度では派手なハレーションなど起こることはない。フレーム内に太陽が入るか入らないぐらいになれば、ようやくハレーションが見られたりするが、そんな角度だと、もはやフードがあってもなくても関係ないわけで、実はフードは遮光用というよりも、飾りやプロテクターに過ぎなかったりする。
それに比べ、ペンF用の38mm F1.8は逆光時のハレーションが凄まじく、フード無しではとても使えた代物ではない。専用フードがあるらしいが入手は難しく、かぶせ式なので欲しくない。よくある43mmのラッパ型のラバーフードを買って付けてみたが、まったく効果がない。間口が狭くかなり深いフードでなければ効果がなく、穴あきのかっこいいやつも見つけたが、これでは間違いなく効果は無いだろう。結局、本来100mmF3.5用のT-45を使っている。これは43mmねじ込み式の円筒形で、フィルターの上からつけてもケラレもなく効果も絶大で、これ以上適したフードは無い。

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