2010年2月9日火曜日

ペンEEをきれいにする モルト編

今回は残りの作業を終わらせる。前回、ファインダーを清掃するために黒い遮光紙を剥がしてしまったので、代わりに黒い紙テープを貼る。

フィルムカウンターのプラスチック窓が最初から剥がれていたので接着しなければならない。古い接着剤のあとをきれいにしてから丸窓を接着する。接着剤はこの透明なやつを使おう。黄色のボンドG17の透明バージョンだと思う。

ちゃんとしたモルトを買ってきて貼るつもりだったが、やっぱり書道のフェルトにする。このカメラにはこっちの方が似合うと思う。


ファインダーアイピース周りは隙間がある。ゴミが入りそうなだけではなく、ここから漏光もしそうなのでここにも貼る。ボディ側上部は貼りにくいので上カバーを外して貼った後、上カバーを取り付けて整える。

赤線部分がモルトが必要な部分。書道用のフェルトを2mm幅に切って使った。
本来、側面にもモルトがついているのかも知れないが、なくても平気なので貼らない。

一見するとただの汚いカメラに見えるかも知れない。
だが、当初のむごたらしさと比較すれば、ものすごくきれいになっている。

今回はとりあえずこれですべて終了。本当は撮影レンズの清掃がしたいのだが、俺が持っている道具ではどうしてもレンズを外すことができなかった。カニ目レンチみたいなものがあればもう少し力をかけることができると思うが、化粧リングや前玉の留め枠が固着しているのかもしれない。CRCやアルコールをたらして染み込ませれば回るかもしれないが、それらがレンズや絞り羽根など回りこんで付着してしまうと、レンズを外すのに失敗した場合は清掃できなくなり再起不能になってしまう。確実に取り外せる工具が入手できるまでこのまま使おう。

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