2008年8月13日水曜日

RICOH R8で夜景

R8の機能上の制約として、オートで制御されるシャッタースピードの最長は1秒、手動での長時間露光は8秒が最長となる。実際にはISO100でも2秒以上でノイズが非常に多くなる。レンズコーティングは悪くないので、ゴーストは比較的少ない。しかし、ライトなどの光点の周囲では像の破綻が多く、おかしな滲み方をしたりする。

ISO100 長時間露光:4秒 WB:デイライト 色の濃さ:「濃い
絞り自動(F3.3)


モノクロモードではISO感度の設定も、長時間露光の設定も出来ず、いずれもAutoとなる。スローシャッター制限をOFFにした場合、制御されるシャッタースピードの最長を1秒まで延長できる。
白黒を含めSCENEモードではISO感度はAutoしか使えないようになっており、適用されるISO感度は最大ISO 200までとなる。昼間のように明るく写すことは無理だが、かなり暗い場所でもそれなりに夜らしい雰囲気で写すことができる。

白黒モード・スローシャッター制限OFF
ISO感度・シャッタースピード・絞りはすべて自動
(
ISO200 1秒 F3.3)

R8は夜景に限らず、ISO200を超えるとノイズが多く暗部のトーンも破綻してしまい実用には厳しい。このため、ISO-Autoには上限があり、最大ISO 200までしか適用されないようになっている。ISO200以上を使うためには、ISO Auto-Hiという別のモードに切り替えるか、手動でISOを設定することになっている。

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