2010年1月11日月曜日

スピードライト SB-600

ナショナルのグリップタイプの物をずっと使っていた俺的には、この装置の呼び名は「ストロボ」だ。ニコンはこの装置をスピードライト(SPEEDLIGHT)と呼ぶが、内蔵のものはフラッシュと言うらしい。この装置を何と呼ぼうが世間では通じるが、スピードライトと言うのだけは何だかダサくて抵抗がある。とにかく、以前から所望していたスピードライト SB-600を購入。

Nikon スピードライト SB-600
¥25,740(Amazon)

俺の場合、屋外逆光時のフィルフラッシュとして外部ストロボを使うことが多い。D700 の内蔵フラッシュも意外と使えるが、使える距離は限られているので、日中シンクロ用には昔から使っているナショナルのPE-381SGというグリップタイ プのストロボを使っていた。外光オートでは調光にばらつきが出るのでマニュアルでの光量調節が主になるが、調光ステップは4段階しかなく、被写体との距離 の変化に追随するのが難しかった。縦横無尽に走り回る子供を相手に、フォーカスを合わせつつレリーズタイミングを図るだけでも骨が折れるのに、激しく変化する撮影距離に応じてマニュアルでストロボを調光するのは至難の業である。そもそも、晴天時に1/250秒で同調させるには少なくともF5.6、大抵はそれ以上に絞り込まなければならず、開放付近の絞りがぜんぜん使えない。そういうわけで、TTL調光とFP発光ができる純正スピードライトを以前から所望していたのだった。

早く屋外で使ってみたいが、とりあえずD700の内蔵フラッシュをコマンダーにして、ワイヤレスで発光させてみた。D700の内蔵フラッシュは、コマンダーのみで発光させないという設定にすることができるが、リモート側をスレーブさせなければならないため、内蔵フラッシュの発光を完全に停止させることはできない。別売りの「内蔵フラッシュ用赤外パネル SG-3IR」は、光り物を撮影する際に内蔵フラッシュの写り込みを避けるためのグッズである。また、リモート時は内蔵フラッシュがコマンド送信をするのでレリーズまでのタイムラグが大きくなる。TTL調光コードで多灯接続する場合には、内蔵フラッシュによるコマンド送信はおそらく行われないと思われる。

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