2013年10月15日火曜日

D800E+Ai Nikkor ED 500mm F4P(IF)その2

Ai Nikkor ED 500mm F4P(IF)を再び持ち出してテストしてみる。前回のテストで薄々気付いてはいたが、期待したよりも少し物足りない。超望遠レンズとしてはシャープなのかもしれないが、軸上色収差も残っているし、凄まじいキレ味だとか言うのはちょっと無理だ。十分にシャープなレンズの場合、Capture NX2でのシャープの設定は、ハイパス半径0.7px+アンシャープマスク半径2%・適用量20%を基本にしているが、このレンズで解像感を出すにはもう少し半径を大きくしなければならないようだ。ちょっと探ってみた結果、アンシャープマスクの半径は6%、適用量は30%として現像することにした。もっとも、これらのシャープのパラメータは、俺がピクセル等倍で画像を観察する場合に、被写体の細部を最大限確認することができるような値に勝手に調整しているに過ぎず、プリント用に調整するなら別の値になるだろう。

ISO400, F5.6
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ISO400, F8
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ISO400, F11
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ISO400, F8
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F5.6 ピクセル等倍

F8  ピクセル等倍

F11 ピクセル等倍

F8 ピクセル等倍

共通:Nikon D800E, Ai Nikkor ED 500mm F4P(IF)
Capture NX2, ピクチャーコントロール[SD]
ピクチャーコントロールの輪郭強調無し
ハイパス0.7
アンシャープマスク:半径6, 適用量30%

おまけ:一番上の画像の物体は、遠くから見たときには何だか分からなかった。近づいてみると、でっかいキノコだった。スイカを半分にしたくらいの大きさ。

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