2014年7月2日水曜日

EOS M用 液晶ビューファインダー

Amazonで注文したEOS M用の最後のパーツが中国から届いた。「液晶ビューファインダー」という名前の商品だが、要するにルーペ付のピントフードだ。アイカップがやたらでかい。送料込みで1600円くらいだった。

キヤノン Canon EOS M対応 3インチLCDフード 液晶ビューファインダー×2.8倍 

EOS Mに装着した状態。レンズはAi Micro-Nikkor 105mm f/2.8S。

アイカップは折り返すことができる。フード内には植毛紙が張ってある。カメラ側の枠とは磁石でくっつく仕組みで、開口部の四つ角にある突起によりカメラ側の枠と位置が合うようになっている。

カメラ側の鉄製の枠。一応、取り付けネジの底面に三脚用のネジ穴はあるが、あまり実用的ではない。このネジを抜いた穴にクイックシュープレート側のネジを通してこの枠をカメラに取り付けられないだろうか。今度やってみよう。あるいは、この枠を上下にひっくり返すと、L字の出っ張り部分の高さがカメラ上部のアクセサリーシューの位置とほぼ一致しているので、出っ張り部分をアクセサリーシューに入る幅に加工して取り付ける方法も考えられる。

カメラ側の枠だけの状態。枠は少し大き目で、液晶画面がケラレることはない。枠の下の折り曲げ部分は一応直角になっているようで、カメラ背面と平行に隙間なく取り付けられた。

レンズは一枚玉。糸巻き型のディストーションがある。覗いてみると、明らかに視度がおかしい。別のカメラでこれを覗いてみると、レンズの距離環が45cmくらいのところでピントが合う。かなりの近視の方ならばこれでも問題ないと思うが、最近手元が見辛くなってきた俺には相当疲れる。これはどう見てもこれもまともに設計された製品はない。おそらくオリジナルの製品があって、それをコピーする際に、元はアイピース部分の伸び縮み機構があったのを省略したか、レンズ以外のパーツは寸法どおりコピーし、度数の合わないレンズを調達して形状だけ同じように組み立てたものだろう。ゴム製のアイカップはフードに接着されていて、レンズも固定されている。ピントの調整や加工は難しそうなので、クローズアップレンズか100円ショップの老眼鏡のレンズをかぶせるのが簡単かもしれない。

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