2009年1月30日金曜日

CanoScan 8800Fでブローニー(6x7)スキャン

スライドコピアでフィルムを複写するのをいい加減に止めようと思い、フィルムスキャナとしてCanoScan 8800Fを導入。早速、RB67で撮ったモノクロネガをスキャンしてみた。出力サイズは指定せず、指定した解像度で読み取るようにした。1200dpiで、6x7ネガをD700で複写したのと似たようなピクセル数になる。ネガを複写したものより、CanoScan 8800Fの方がシャープで安心した。なかなか良い感じだ。A4か六切なら1200dpiで十分だ。
さて、どこまでいけるのだろう?2400dpiでは、ただ拡大されただけのようにも見えるが、1200dpiでのスキャン画像と同じピクセル数に縮小すると、1200dpiよりもシャープ。4800dpiでは画像サイズが大きくなりすぎ、そのまま使うことは無いだろうが、2400dpiと同ピクセル数に縮小すれば、2400dpiでスキャンした画像よりも僅かながらシャープになり、A3・300dpiでインクジェット出力するには十分な画像が得られる。これ以上の解像度もドライバで指定できるが無意味。試しに6400dpiでやってみたが、ボヤボヤのでかい画像になるだけで実用性は無い。(スペック上は最大4800dpi)
この機種の実用読取解像度の範囲は1200~2400dpi程度と思われる。4800dpiでは僅かに違いがあるが、画像サイズに見合う情報量は無いので、スキャン後にサイズを縮小するのが正しい。
ブローニーの場合、原稿サイズが大きいのでA3出力にも十分な画像が得られるが、135判の場合は、A4程度の出力が上限になるかもしれない。

CanoScan 8800F(Amazon:¥22,188)

全体画像
マミヤRB67プロ, セコールNB127mm/F3.8, F11 1/250秒

ライトボックスにネガを置き、ガラスで押さえてD700+マイクロニッコール60/2.8Gにて複写
6x7のアスペクト比に合わせ、両端をトリミングした画像(3468x2832 pix)の中心部320x240pix

CanoScan 8800F 1200dpi
スキャン画像 3072x2508 pix(1.65MB) の中心部320x240pix

CanoScan 8800F 2400dpi
スキャン画像 6144x5016 pix(4.68MB) の中心部320x240pix

CanoScan 8800F 6400dpi
スキャン画像 16384x13376 pix(17.6MB) の中心部320x240pix

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