2010年7月6日火曜日

城南島にて

この前デジカメで撮った野鳥公園大橋の下のところ(これこれ)をフィルムで撮り直すべく、RB67を抱えて何度も同じ場所に通っている。この場所は胸の高さに橋の手摺りがあり、真下を覗き込むように三脚を置くことができない。トラックの振動で橋が激しく揺れるのでいずれにせよ三脚はあまり意味がない。胸の高さで真下を覗き込むためにプリズムファインダーを装着したRB67の重さといったらゆうに3kgは超えている。手摺りに立てかけたあきばお~で買ったヘナヘナの一脚はこの重さに耐えかねてぐにゃりと撓る(しなる)のである。雲台を力いっぱい締め上げ何とか固定するも、トラックの振動でファインダー像が上下に激しく揺れている。ケーブルレリーズを握り締め、交通が途切れるのをじっと待つ。よし今だ!レリーズを静かに押し込む。押し込む。あれ。切れない。引き蓋を引くのを忘れた。


Mamiya RB67, SEKOR NB127mm F3.8, F11


 Mamiya RB67, SEKOR NB127mm F3.8, F11



 Mamiya RB67, SEKOR C 65mm F4.5, F8
ネオパン100ACROS ミクロファイン1:1
CanoScan8800F 2400dpi
約5000x6000ピクセル(30MP)から長辺1280ピクセルにリサイズ
  
6x7フィルムの画像を2400dpiでスキャンすると3千万画素ほどになるものの、スキャン画像はピクセル等倍ではボケボケで、デジカメとは比べる由もない。スキャンした画像を、長辺が1200万画素のD700と同じピクセル数になるように縮小してみると、だいたい同じような雰囲気にはなるが、解像感やハイライトの粘りなどはD700の方が良いのがわかる。スキャナがこの機種の場合の話ではあるが、6x7フィルムと言えども解像感は1200万画素のデジカメ程度あるいはそれ以下、諧調もデジカメの方が優れていると言える。もちろん、フィルムの目的は元々デジタル化ではないので、画質を比較するにはプリント同士でおこなうのが正しい。銀塩プリントをする時間も機会もなかなかないが、近々やってみようと思う。

Nikon D700, AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED, F11
ISO200 ピクチャーコントロー ル:[MC]モノクローム コントラスト:+2
 画像クリックでピクセル等倍クロップ画像(800x600)を表示
Mamiya RB67, SEKOR NB127mm F3.8, F11
ネオパン 100ACROS ミクロファイン1:1
CanoScan8800F 2400dpi
約5000x6000 ピクセル(30MP)から長辺1280ピクセルに
リサイズした画像から一部クロップ
 画像クリックでピクセル等倍クロップ画像(800x600)を表示

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