2010年12月9日木曜日

マウスコンピューターのPC

7年以上使っているPentium4のデスクトップPCがもう限界なので、ついに買い換えることにした。メーカー製にはこだわらないのでベアボーンからの組み立ても考えたが、パーツの選定や相性問題によるリスクを考えると、BIOSの設定やOSのインストールもされたBTOの完成品の方が楽だ。いくつか調べてみたが、ショップのBTOマシンよりも、マウスコンピューターの方が安かったのでこれにした。

Windows 7 Home Premium 64-bit 正規版
インテル Core i7-950 プロセッサー
6GBメモリ(DDR3-SDRAM PC3-10600)
1TB HDD
インテル X58 Express チップセット
NVIDIA GeForce GTS450/1GB
10倍速ブルーレイディスクドライブ(書込対応)
LED液晶 24型ワイド(Full HD/16:9)/HDCP対応 iiyama ProLite E2472HD-B1 
送料手数料込み 合計 \ 146,160

選定条件は、パフォーマンスを優先・ブルーレイ書き込み・ついでに地デジもダブルチューナーで、という3点だ。ゲームはやらないので高性能なグラフィックボードはいらない。GPGPUに対応するソフト(Adobe Photoshop CS5やCyberLink PowerDirector 9など)をあとで使うことを考えても、グラフィックボードはこのクラスで十分だろう。同価格帯でRADEON HD5850と組み合わせたモデルもあるが、RADEONがピクセラ製チューナーと相性が悪いという噂もあり、GeForceと組み合わせたこちらのセットの方が無難な気がした。オプションでメモリを増設することもできるが、メモリはそこいらの店で別に買った方が安い。マウスコンピュータがPCショップのBTOシステムとは異なるのは、購入時に構成パーツの具体的なメーカー名や型番が表記されていないという点である。そこら辺は実際に品物が届いてみるまでわからない。完成品としてマウスコンピューター社の保証があるので、たとえ電源やメモリがノーブランド品でもグラボが変なメーカーだったりしても一応問題はないのだが、ドライバの更新や後々のメンテナンス性を考えるとパーツの詳細は知っておきたい。
そして今日、PCが届いたので早速蓋を開けてチェックしてみることにした。なんじゃ?グラボに女の絵が描いてあるが地味な位置なのでよく見えない。ECSっていうのがメーカー名なのだろうか。MBはMSI製、メモリスロットは6つ。メモリチップにはKingstonの文字がある。HDDはWDだ。光学ドライブはLGだと思うがラベルが見えないのであとでデバイスマネージャで確認しよう。CPUクーラーはリテール品とは違うようで、ファンのラベルにはCOOLER MASTERと書いてある。

 マザーボード:MSI X58M MS-7593
メモリ:2GBx3 Kingston製
10倍速ブルーレイドライブ:LG BH12NS30
地デジ対応TVチューナー:PIXELA PIX-DT230-PE0
CPUファン:COOLER MASTER 型番不明
グラフィックボード:ECS ELITEGROUP NGTS450-1GPI-F
500W 電源:AcBel PC7014(以下型番不明)

マウスコンピューターの仕様には具体的なパーツメーカー名や型番は表示されていないので、必ずしも同じパーツで構成されている保障はないが、購入を検討されている方は傾向として参考にしていただいても良いと思う。
メーカーが完成品のPCとして保証を付けているわけなので、選定されているパーツはそれなりに良いものであるに違いない。アクベルというこの電源も自作派には定評があるらしい。なお、ブルーレイドライブは10倍速のはずだったが、デバイスマネージャで確認すると実際に付いているのはLGの12倍速モデルだったりもする。マザーボードに自社専用の独自品を使っている大手PCメーカーとは違い、市販の汎用品と同じものが使われているのもメンテナンス性に優れておりユーザーにとっては有難い。
モニタだけはちょっとケチりすぎて失敗した気がする。このモニタには、sRGBのプリセットもガンマ調整機能もなかった。視野角も狭く、見る角度によって色味の変化が大きく写真用にはあまり向いていない。LGのIPS液晶にすべきだった。

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