完成したLittle Planet
(元画像は6479x6479pix )
(元画像は6479x6479pix )
加工前のパノラマ写真。24mmレンズで撮影した48枚の画像をHuginで合成。
(合成後のサイズは12958x4884ピクセル)
(合成後のサイズは12958x4884ピクセル)
縦方向を横方向と同じピクセル数に引き伸ばす。元画像のサイズ(12958x4884ピクセル)では大きすぎてPhotoshop Elements 5.0では扱えなかったので、半分のサイズに縮小してから縦方向を引き伸ばした。この後、上下回転させ「極座標」フィルタを適用すると一番上の画像になる。
パノラマ写真の段階で、下部に写り込んでいる三脚をトリミングするとこうなる。
画像に真下が含まれていないと、中央がつまんだように不自然な画像になる。
中央が不自然だが、真下が含まれていないパノラマ画像でもLittle planetが出来ることは出来る。
Hugin 2010.2.0とAutopano-SHIFT-Cについて
以前からパノラマ写真を作るには、Hugin(http://hugin.sourceforge.net/)というソフトを使っている。最新バージョンは Hugin 2010.2.0で、windows 7 64bit用のバイナリ Hugin_2010.2.0_Windows_x64.zip はここに ある。別途、コントロールポイントの検出に使われる外部プログラム「Autopano-SHIFT-C」が必要になるが、コンパイル済みのバイナリパッケー ジをなかなか見つけることができずにちょっと苦労した。結局、自力では解決できなかったが、なんとか答えだけ見つけた。(http://groups.google.com/group/hugin-ptx/browse_thread/thread/fb01dae22ae6cd29/bba3114413f8c195) つまり、http://lemur.dreamhosters.com/hugin/から、この方が配布しているHuginのパッケージ、Hugin win32 2010.1 svn.5161 (28.05.2010)をDownloadし展開すれば、binフォルダにautopano-sift-c.exeが含まれているので、これを最新版 Hugin 2010.2.0のbinフォルダへコピーすればいい。そして、Huginの環境設定で、autopano-sift-c.exeへのパスを設定するとともに、初期値ではコマンドラインへ渡すオプションが 「--maxmatches %p --projection %f,%v %o %i」になっているのを「--maxmatches %p %o %s」 に変更する。これだけで、あっさり動いた。また、Huginの以前のバージョンで必要だった、panotoolやPTStitcher.exeを別途インストールする必要もないらしく、Hugin Hugin 2010.2.0とautopano-sift-c.exeだけで動作する。Huginの以前のバージョンではWindowsのインストーラが付属していたが、現在のものはインストールを必要としない。binフォルダのhugin.exeを起動するだけでよく、より扱いやすくなった。
極座標フィルタについて
Photoshopのほかに、gimpでの方法を紹介したページもある。
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