2011年6月6日月曜日

D700+MB-D10

俺は動きものを撮る趣味は無いし、連写はやらない。MB-D10も、ただのバッテリーケースの割には高価なのでずっと買うつもりはなかった。でも今年は子供の運動会用に調達。D700単体での連写速度は5コマ/秒だ。その昔、5コマ/秒のモードラといえばスペック的には一流だったが、あれが速いという感覚は当時の錯覚だ。あれは連続するシャッター音の合いの手にモーターでフィルムを巻き上げるけたたましい機械音が入るので、それを含めてコマ速の2倍の周波数でもって複雑にガチャガチャ鳴り響くものだからして、それがすごい疾走感とか高揚感を演出していただけで、実はそんなに速くない。現代のデジカメで5コマ/秒というと、「パコン。パコン。」と情けない音だ。こんな遅かったっけ?子供の運動会ですらそう思う。そして5コマ/秒って実はぜんぜん役に立たないことに気付く。D700にMB-D10をつけると8コマ/秒になる。このくらいだと連写も少しは役立つ。


MB-D10は以前より安くなったのでAmazonで購入。(保証書付き新品\29,055

EN-EL4eバッテリーシステム(専用充電器やフタも必要)は高価なので、安価なエネループ8本で動作させる。



だが、エネループは安価なものの電池自体が重いようで、最終的にやたらに重くなる。24-70レンズ付きで2.6kg、本体の内蔵バッテリー(EN-EL3e)を入れなければ80g軽くなるが、たぶん大差ない。これはレンズ付きのRB67と同じ重さだ。よくはわからないが、感覚的にはモードラ付きのF2やF3よりも重い気がする。(運動会は他にも弁当や水筒など荷物が多く、翌日腰を痛めてしまった)
現在、MB-D10をAmazonで購入しようとすると商品リンクのトップに、新品未開封にもかかわらず保証書が添付されない、というマーケットプレイスの品が表示される。価格差はほとんどないので、発送元がAmazonになる品を選択すべき。

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