Ai AF Zoom Nikkor ED 70-300mm F4-5.6D (made in Japan)
中古並品 9,750円(目黒区S店)
標準添付のHB-15フードが欠品
重量505g、300mmとしては驚異的な軽さ。
一応、レンズ構成図では真ん中あたりの一枚がEDガラスになっているらしいが、このレンズの中身は、ED無しのGタイプレンズ「AF Zoom Nikkor 70-300mm f/4-5.6G(made in China)」と同じだという説がある。写りはあまり期待していないが、とりあえずテストしてみよう。
全体画像 (f=70mm)
f=70mm
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f=135mm
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f=200mm
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f=300mm
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各焦点距離とも、画像中央付近は十分にシャープだが周辺が悪い。F11~F16まで絞れば周辺部も良くなる。コントラストは若干低めだが、酷いわけでもない。思ったよりもよく写る。
f=300mm F11
上画像のピクセル等倍クロップ
f=300mm F11
上画像のピクセル等倍クロップ
f=300mm F11
上画像のピクセル等倍クロップ
共通データ:D700, Ai AF Zoom Nikkor ED 70-300mm F4-5.6D
今度は、今使っているAF Zoom Nikkor 80-200mm F/2.8s EDと比較してみる。ほぼ同じ世代(1990年前後)のレンズだ。
f=80mm
左:Ai AF Zoom Nikkor ED 70-300mm F4-5.6D/右:AF Zoom Nikkor 80-200mm F/2.8s ED
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f=135mm
左:Ai AF Zoom Nikkor ED 70-300mm F4-5.6D/右:AF Zoom Nikkor 80-200mm F/2.8s ED
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f=200mm
左:Ai AF Zoom Nikkor ED 70-300mm F4-5.6D/右:AF Zoom Nikkor 80-200mm F/2.8s ED
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Ai AF Zoom Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dは、各焦点距離とも中央部はシャープだが、周辺部の描写が甘い。カビもクモリも無い品だが、コントラストが若干低めでヌケが悪い。F11まで絞れば多少良くはなるものの、同じ絞り値ならAF Zoom Nikkor 80-200mm F/2.8sの方がいい。今回は色収差があまり目立たない画像だが、どちらかといえば色収差が目立つ場合の方が多い。また、近距離ではピント面前後の像の乱れが複雑で、少しだけアウトフォーカスになる部分の描写は非常に癖があり、汚いものに感じる。
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