2008年3月11日火曜日

F3HP 25-50mm F4試写&白黒フィルム現像

F3のテストのためにヨドバシへフィルムを買いに行った。センチュリアを買って終わる予定だったが、現像タンクとか見てるうちに、せっかくなので白黒で撮って現像もやってみたくなった。昔使っていた道具はぜんぶ捨ててしまったらしく、手元に無い。以前使っていたLPLのステンレスタンクって、今買うと7千円近くする。35mm一本用だが、こんな高かったっけ?ほんの気まぐれだから安いのでいいよな。色々見ていると、似た構造でもっと安いのがあった。こんなメーカー知らない…。フタもゴムだし。でもまあいっか。停止も水だけでいいよね。酢酸なんかいらない。帰りに100円ショップへ。台所のじょうごとかカップとか使うとしかられるし。


用意したもの
  • I.S.Eプロダクツ35mm現像タンク 1570円
  • I.S.Eプロダクツ35mmリール 960円
  • LPL フィルムクリップ2個入り 670円 ←これ意外と高い
  • スーパープロドール1L用 190円
  • ネガファイルの中身 389円
  • スーパーフジフィックス3L用 720円 ←粉末のはもう製造していないそうだ
  • ドライウェル 240円
  • ネオパン400プレスト 36EX  400円 x2
  • 計量カップ1L 100円 x 2   100円ショップ
  • 防災グッズ水タンク3L用 100円 x 2  100円ショップ
かつてはすべてISO1600で撮って増感するのが俺の決まりだったが、なんせ10年ぶりくらいなので、今回はおとなしくISO400のままにしよう。F3と子供をぶら下げて公園へ。露出計合ってるかな…。一応セコニックの露出計持ってきた。うん。大体合ってるか。一本撮るのって結構大変だなー。
帰ると子供が早くやりたいとせがむが、遮光が心配なので夜を待つ。脱衣所にこもり、撮ったフィルムを現像タンクのリールに…。アレ?んーなんかおかしい。リールが変だ。実はこのタンク、クセモノだった。LPLと見かけはそっくりなステンレスの両溝リールなんだけど、どうやってもまともにフィルムが巻けない。真ん中の軸も変。前に使ってたLPLのやつは、フィルムをちょっとカールさせて軽く巻いていけば、スーッと吸い込まれるように巻けた。こいつの場合、溝にフィルムがまともに入らない。すぐにはみ出したり引っかかったりひっついたり。とても使えたもんじゃない。脱衣所の暗闇で汗だくになり、なんとかがんばって巻いてみた。結局4コマ程ひっついたまま現像も定着もされなかった。やられた。これはひどい。










納得がいかないので、後から明るいところでいらないフィルムを何度も巻いてみたが、2時間やってもまともに巻ける方法がみつからない。1cmくらいづつフィルムを繰り出しながら、ギコギコゆすりながら巻いていくと最後までくっつかづに巻ける場合があるが、暗闇では至難の業だ。多少液漏れするとは説明書に書いてあるが、液を入れるところの小さいフタもゴムっぽい素材で、柔らかいために中央を押さえるとへこんで内圧が掛かり、ジュウジュウいって結構液漏れしてくる。今時、現像タンクを買う人は少ないと思うが、このタンクはやめたほうがいい。

ネガの取り込みには、この前のジャンクスキャナ(Epson GT-8200UF)を使った。D80とマイクロニッコールの方法の方が画質はいいと思うが、セッティングが面倒だ。GT-8200UFも解像度を控えめ にして白 黒ならそれなりに使える。うん。ネガはひっついた部分以外はいい調子だ。本来の目的だったF3のテスト。うん。ちゃんとピント合ってるし、露出も大丈夫み たいだ。

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