Nikkor-UD Auto 20mm F3.5とRB67用のゼラチンフィルダーホルダー
アダプターリングを使わなければ、RB67でもこのまま使える。
アダプターリングを使わなければ、RB67でもこのまま使える。
プリングルスポテトチップスの容器のフタ(外径77mm)と
約1mm厚の不織布(エクセーヌ)を使用
RB67用ゼラチンフィルターホルダーに付属しているスペーサーだけではほんの少し隙間が生じ、赤外線撮影では被りやオーブの原因になる。ゼラチンフィルターに付属している丸穴のボール紙を、スペーサーと同じ形に加工し、これを使ってフィルターをサンドイッチする。
改良前(72mm→77mmステップアップリング使用)
改良後
通常の撮影なら問題ないが、赤外線フィルター使用時は、フィルター挿入部を下にセットしておく必要がある。
フィルター挿入部を上にすると、隙間からの入射光で「オーブ」が生じる場合がある。
このようにしっかり遮光しても、赤外線撮影ではフィルターの外のホコリがオーブとして写り込みやすい。
なお、アイピースシャッターを閉め忘れると
このようなカブリが生じる。
ニコンの旧タイプのゼラチンフィルターホルダーAF-2は72mm径用で、中古品が千円程度で入手できると思うが、形状的に多分20mmレンズではケラレが出ると思う。広角レンズ用のゼラチンフィルターホルダーは、もう1サイズ大きい物を使うのが普通のようだ。4インチ(100mm)用であれば、ニコン製ゼラチンフィルターホルダーAF-4と72mm用アダプターリングが存在する。これなら多分、20mmでもケラレが出ずに使えると思う。ゼラチンフィルターの価格は75mm角が千円、100mm角で二千円程度ではあるが、AF-4の中古品はあまり出回っておらず、新品でAF-4と72mmアダプターリングも一緒に買うと1万円近くになってしまう。用もないのに確保しておいた中古品が、後に役に立つケースはあまり多くは無いが、今回は以前300円で確保したRB67用のホルダーが使えたのでラッキーだった。
1 件のコメント:
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
コメントを投稿